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南の島の製販分離

石垣島へ

皆様こんにちは。2月分のノート、閏年のおかげでなんとか2月31日に間に合いました(違)。コロナ問題で確定申告がまさかの1ヶ月延長になってしまいましたね。当社では、ダラダラと続いたり、月次の業務に影響が出ないように通常どおりのスケジュールで進行させて行く予定です。

さて、前回の長い自己紹介の続きを書こうと思っていたのですが、長くなりそうなので、今回は2月に行ってきた石垣島での研修の備忘録を書こうと思います(来月こそがんばります)。

今回参加してきた研修はセブンセンスグループさんの石垣島事務所の見学会です。セブンセンスグループさんは、静岡が中心のアイクスグループさんと東京税経センターグループさんが昨年経営統合されてできたグループです。

セブンセンスグループさんは、グループ内の確定申告業務の多くをなんと沖縄県石垣島の短期バイトスタッフを中心に回されています。なお、石垣島のお客様はほとんどいらっしゃらないそうです。その秘密を学ぶべく今回の研修に参加してきました。確定申告風景を見れるようにこの時期に実施されています。

ペーパストックレス化+製版分離

静岡と石垣島で分業するために大きなハードルになるのが、紙です。会計事務所は紙の資料が未だに多いのですが、セブンセンスさんはペーパストックレス化でこれを乗り越えています。考えたことはあったのですが、実際にやろうと思えばやれるんだというのを見れたのは個人的には非常に嬉しかったです。

実際の作業スペースも拝見させてもらったのですが、ペーパストックレス化なのでなーんにも物がありません。イメージとしては予備校の自習室にPCが置いてあるだけです。シンクライアント化されているので、物も情報も全て石垣島にはなく、作業する人だけがいるという状況です。製版分離を徹底するとこういう状況になるんだなというイメージができました。家内制手工業時代の工場と産業革命後の工場くらいイメージが違います。

またシステム担当の方が非常に優秀で、会計事務所の特性に合わせた設計をされており、その考え方というのが重要なんだなというのを改めて感じました。使っているシステムや仕組みを真似することは気合さえいれればできるかもしれませんが、継続的な改善はマインドが伴わないと叶いません。設計思想を含め、現代化していかないといけないなと思います。

弊社のシステム担当も連れて行ったのですが「この研修を受けてしまったからには、知らないからできない・やらないという言い訳ができませんね(汗)」という言葉ももらえて非常によかったかなと思います。

おわりに

繁忙期にも関わらず惜しみなく情報を提供してくれたセブンセンスグループの皆さんには非常に感謝です。かなり勉強になりました。うちは3年は遅れているなという印象でしたが、なんとか短期間でキャッチアップしていきたいと思います。

ほんとにいい研修だと思うのでまた開催されるようであれば同業の方は参加されたほうがいいと思います。ここには書けないエッセンスがたっぷり詰まっていると思います(興味がある方はお声がけください)。

ではまた3月に!











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