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1日1フェルミ推定 ⑩日目 割り箸の年間消費数は?

こんばんは。本日は割り箸の年間消費数を求めていきます。

前提確認

割り箸が日本国内で年間どれくらい消費されるかを求めていきます。

アプローチ設定

割り箸の年間消費数 =

日本の人口 x 割り箸の平均消費数

割り箸の平均消費数を割り箸の消費する場所で分けて考えてみます。
割り箸を消費する場所は主にスーパー、コンビニなど小売店でお弁当などを購入した場合に消費する場合と、飲食店での消費に分けて考えます。
まず小売店での消費ですか、割り箸は基本的にお弁当やカップラーメンなど食事を購入した場合しかもらえません。
よって小売店で消費する割り箸は、日本の人口のうち日常的に小売店で食事を購入する人の割合に年間消費数を掛ければ求められます。

次に飲食店で消費する割り箸を求めます。
こちらは日本の人口のうち外食する人の割合に外食先が割り箸を使っている割合と年間消費数を掛ければ求められます。

日本の人口 x 小売店で食事を購入する割合 x 年間購入数 

日本の人口 x 年間外食数 x 割り箸を使用している店舗の割合

こちらの式で求めます。

モデル化

小売店で食事を購入する人は主に一人暮らしの方が多いと思われます。一人暮らしで日常的に小売店で食事をしている人の割合を下記のように仮定します。

フェルミ推定 割り箸の消費数1

合計で564万人となります。このうち割り箸をもらう人の割合は40%と仮定し、小売店で購入して食事する回数を1年で365日x3回のうち5割を小売店で購入して食事していると仮定します。

そうすると

564万人x40%x(365日x3回x50%)= 12億膳となります。

 外食で割り箸を消費する人も一人暮らしの人がメインだと考えます。一人暮らしの人が日常的に利用できる安い飲食店が割り箸を使っている割合が高いと考えるためです。一人暮らしの人が外食をどのくらいするのか平均数を考えていきます。週に3x7=21回食事の機会があるうち、昼に3回、夜に3回外食していると仮定します。一人暮らしが利用する飲食店のうち割り箸を使っている飲食店の割合だいたい3割と仮定します。

2280万人 x 365回 x 30% = 25億膳 となります。

最後に一人暮らしではない人がどのくらい割り箸を消費するのか求めます。

人口:1億2000万人-564万人≒1億1500万人
月に平均1膳消費と仮定。年間12膳。

1億1500万人 x 12 ≒ 14億膳

すべて合計すると46億膳となりました。

現実性検証

三菱UFJリサーチ&コンサルティングのレポートによると2011年の割り箸の消費量は約190億膳とのことでした。かなり乖離した数値となってしまいました。

反省

おそらく一人暮らしかどうかで分けて考えたのが良くなかったと思われます。なぜなら1人ぐらしの割合は全人口の2割弱でありいくらここが正確であっても残りの8割が違えば大きく異なってくるからです。次は分け方を検討する際にボリュームを意識してやっていきたい。

本当はこの問題は昨日とく予定であったが寝落ちしてしまってできなかった。ですので今日はもう一問解きます。

次はマッサージチェアの市場規模を求めます。


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