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第四革命下で求められる自己のデザイン

 AIやロボ等による第四革命が訪れている。インターネットの第三革命、石油の第二革命、石炭や蒸気機関の第一革命と産業に革命的な変化、人生そのものが変化してきた。


まもなくAIが搭載されたスマホが販売される。ネットに繋がったビックデータや自身が収集したデータよりAIが蓋然性を計算し、ベスト又はベターな行動を提案してくれる。仕事でも日常生活でもパートナ選びさえもAIの貢献度は大きくなるだろう。


その様な社会において、どの様な人間がエリート足り得るのか。


AI・ロボは人間の階層を分断する。中間層はAI・ロボとなるだろう。上層はAI・ロボを管理運用し、下層はAI・ロボに従う。それはAI・ロボが発展した「ヒューマノイド」の出現で決定的となるAIアイドルとSEXロボの融合だ。


上層のエリートで居続ける為には、自己のデザインが欠かせない。それは「自身が、どの様な人間なのか」という問いであり、「自身は、どの様な人間でありたいか」でもある。


極端は宗教。教組的なビジネスが跋扈するだろう。二十一世紀は新興宗教の時代になるかもしれない。AI・ロボによって全て合理化・自動化していく社会では、導く者が必要となる。

現代でもリーダーは存在するが、その彼等の仕事はAI・ロボに代替できないのだろうか。およそ代替できる。ならば、AI・ロボでは弱い部分、蓋然性の低い部分がエリートの人間に求められる。可能性や理念とも云うだろう。


方向性を出せる、方向性を出している人間が求められる。自身をデザインし、ブラッシュアップさせ続ける事によって得られる方向性。AI・ロボには計算ができないものだ。人間を真に魅了するものは、最後は人間が創れる。AI・ロボでは画一的になりやすい。


因って、上層の可能性や理念の下に人間活動の方向性が指し示され、AI・ロボが補強し、下層が補助する、という社会的構図に落ち着いていくだろう。

独自性を突き詰めるデザイン力が重要だ。

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