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ミモザの花言葉「感謝」、それから、、

気づけば、会った日から2週間以上経っている
いつもnoteを書く時は勢いで書いてるから
少し時間が経ってから書くのは珍しい

私の中で
何かが変わり始めているのだろうか
本人すら分かっていない


会った日は
雨の影響でバスが遅れていた
仕方ない、誰も悪くない
少しでも早く会いたい

ここ最近は私がお店を予約していた
けれど珍しく今回は
彼がお店を予約してくれた
「いつもよりちょっと特別にしたくて」と
私の誕生日お祝いのために
素敵なお店を選んでくれたみたい

「個室で探してココがあったの!」と
嬉しそうに教えてくれる
そう、私たちはできるだけ
個室があるお店を選んでいる

お店でイチャつくことはもちろんないが
二人でいるところを
なるべく人には見られたくないからだ

日常生活エリアで会う私たち
これは付き合った当初から変わらない

いいのか
悪いのか
もう分からなくなってきた

個室の良さは
一目に触れないからいろんな話もできる
職場の〇〇さんといえば分かることだったり
まだ公になっていない情報だったりと
2人で話すネタはそれなりにはある

個室で美味しい料理に
美味しいお酒
それは彼とだからなのかなーなんて思いながら
しっかりとデザートまで残さず食べた

彼が
「満足そうな顔が見れてよかった」
彼の満足そうな顔を見て私もニコっと笑う

お店を後にして
少し歩く
自然と手を繋ぐ

この瞬間がたまらなくドキドキする

あ〜今日は繋げた
嬉しいって未だに思う

終バスは20分後
なのにもうすでにバス停には
人が列をなしていた

私たちも最後尾に並ぶ
彼はタバコを吸うために少し離れていい?と珍しくまだ残っている喫煙エリアに足が向く
うんどうぞ〜といつものよう返事をした
Twitterのタイムラインを見ていると
急に彼が戻ってきて肩を抱き寄せてきた
「こっちきて」と最後尾から少しだけ離れた建物のくぼみのところで、キスをされた

いつも軽く触れるくらいのキスなのに
舌を絡ませてきたから思わず声が漏れる
こんな時に可愛く声が漏れたらいいんやけど
驚きもあって「んんんーんー???!」って
うぶな声しか出なかったw

彼はご機嫌
私は恥ずかしくて顔を伏せる

また最後尾に並び直す時には
さっきよりも人が増えていて
手を繋ぐこともためらうほどだった

2人でバスに乗る
彼は私の前に立っている

話す時に顔を近づけてくれるから
このままさっきの仕返しで唇も舌も
奪い返してやろうかと思うけど
そんなことは妄想の中に閉まっておこう

別れの時
いつも握手で別れるわたしたち
この日も混み合う車内だったけど
握手してバイバイをした


誕生日プレゼントも用意してくれていた
ハンカチだった
クリスマスプレゼントは消え物でスキンケアグッズだった(ボディスクラブくれたw)

形に残るものは
いままでお互いに渡したことはなかった

私が「形に残るものにしてくれたんや」と言うと
ニヤリとした表情が何を意味してたんだろうか

ハンカチにはミモザの花
ミモザはワインの方が好きだけど花も実は好きだった
そんな話は一度もしたことがなかったけどたまたまそんな偶然が重なって嬉しかった

ミモザの花言葉「感謝」
黄色いミモザの花言葉は「密かな愛」「秘密の恋」「真実の愛」って意味がある

彼は何も考えてはいないだろうけど
どうか私以外にミモザを渡さないでいただきたい

この関係がいつまで続くかわからないけれど
今しばらくは一人占めさせてほしい

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