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koneteの食べ物のこと・小麦をつかわない理由

koneteの製造場所がシェアスペースであり小麦製品を扱うためグルテンフリー とは謳っていませんが、小麦やグルテンは不使用で米粉をベースにつくっています。
わたしは小麦アレルギーではありません。パンもうどんも米も芋も大好物な、糖質大好き人間です。かれこれ10年ほど前の夏、冷凍うどんの安さと手軽さにハマって1日に2〜3食、うどんにいろんな具材をのせて、味変をしながら食べつづけてことがありました。しかし1週間ほど経つと急に肌が荒れてきて。頬のかつて見たこともない位置に赤い発疹がたくさん出てきて、絶対おかしいと。そのときあることを思い出しました。さらに1年ほど前、大学の授業で新潟の十日町に滞在したことがありました。米どころの新潟、そこでは毎日3食おいしいお米。とにかくお米。いつも以上にもりもり食べていたのに、普段と異なる環境なのに、飲み会もあるのに、いつになく肌の調子がよかったんです。帰る間際に同じ部屋の友だちに「ここにきてからなんか肌の調子がよすぎるんだけど、わたしだけ?」と聞いたら「あ、わかる!」と言われて。そのときはなんでだろうねー?不思議だね?なんて話していただけでしたが、そのことをふと思い出し、うどんをやめたところ、本当にすぐに治りました。

それからしばらくは徹底的に小麦を外そうとしたのですが、なかなか、いや本当に難しい。外食はできないし、差し入れも食べられない。周りの理解も難しい。食いしん坊のわたしにそんな我慢は続けられず、それからずっとゆるいグルテンフリー をしています。米粉パンのつくりかたを勉強をして、小麦を主食にするのは1日に1回以下。自宅用に小麦の麺は買わない、小麦のパンはおいしいと納得できるものだけ。もちろん団体移動ではなかなか制御できなくて。朝はパン、昼はご当地ラーメン、うどん、なんてこともよくあるし。そういうときは覚悟を決めて、食べます。

話が逸れましたが、小麦から離れられないからこそ、日々の生活に米粉の選択肢があることが重要だと思っています。koneteとしてわたしが提供するものは、わたしにとって安心できる小麦をつかっていないもの。そのこだわりはこれからも変わりません。

また、米粉は日本国内で販売が増えている印象があり、選ぶことができる楽しさがあります。今koneteでメインでつかっているのは佐渡の「さどっ粉」と京都伏見の宮本ファームさんの米粉です。長くなってきたのでこの先はまた別の機会に。

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