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ようこそ明治大学生!-DAY2

2022年8月1日~4日で、毎年恒例の明治大学中澤ゼミご一行が別府、佐伯のフィールドワークにやって来た。2日目の様子についても記録しておきたいと思います。

初日の様子はこちら https://note.com/konen/n/nb8ec11bb62c8

佐伯市内に点在するプレーヤーに「生き方」や「なぜこのまちを選んだのか」などインタビュー

二日目は、4人1組(4~5人程度)に分かれた学生グループが、丸一日かけて佐伯市内に点在するプレーヤーに「生き方」や「なぜこのまちを選んだのか」など、事前にインターネットや文献などで学習してきた内容をインタビュー形式でヒアリング。

上浦、堅田、鶴岡、旧市内まで、幅広いエリアの佐伯人に対してインタビューを行ったようでした。対象となったのはcoffee5やおはぎや萬、CAFEMARYやつなぐ茶屋、お菓子のうめだ、大地酒造、平凡商店、金井秀人、新栄丸などなど、さまざまな人種、業種の方々にご協力をいただいて充実のインタビューとなったようでした。

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目線の先には、就活があり、それぞれ人生の岐路に立ち人生の選択を迫られているタイミング

学生は3年生がメインで2年生が少し。目線の先には、就活があり、それぞれ人生の岐路に立ち、否が応でも人生の選択を迫られているタイミングでもあります。

『一般的な進路としては、「大手企業への就職」というものが一つの着地点のよう。それはそれで良いとして、もし仮に2~3年、もしくは5~10年後に彼らが転職を考えたとき、ふと、地元に帰ろうかなと考えたとき、「そういえば学生時代にインタビューした大人たちは佐伯という田舎で生きてたな」という記憶が蘇ってくるかもしれない。

その記憶が「転職してもいいかな」「自分も田舎で何かしてみようかな」という手段を選ぶきっかけや後押しになる気がしています。』と、中澤先生は毎回の調査の際に学生たちに語りかけています。

中澤先生の言葉はトツトツと流れていきますが、聴けば聞くほど熱量のあるメッセージを学生たちだけでなく、僕たちにも投げかけてくださっているような気がします。

大事なメッセージとはどこからともなくやって来てくれるもの

実際に僕自身も大学時代、由布院のまちにフィールドワークに行き、明大生のみなさんが行ったような調査をしたこともあります。その時に感じた気持ちや聞いた言葉、受け取ったメッセージ、何気ない風景を今でも思い出すことがあります。

それは普段の生活で思い出すものではありませんが、必要な時、ちょうどいいタイミングでふと心の記憶の中から蘇ってくるものでした。

20代のころは、そういう大事なものがちょうどいいタイミングでやってくるのか、自分にそうした″メッセージ”がきちんと受け取れるのか自信がありませんでしたが、自分自身の気持ちや心に関係なく、大事なメッセージとはどこからともなくやって来てくれるものだと感じています。(←ここテストに出ます)

2日目のインタビューでさまざまな人種、業種のみなさんから受け取ったメッセージの数々も、各学生の心の中で熟成され、ちょうどいいタイミングでふと自分の心の中にあらわれてくれることと思います。それがいつどのタイミングでやって来るかが学生にとっては気をもむ点だとは思いますが、そこにとらわれずに、今は、シンプルに「いつか花開くだろう種」を受け取ったんだなという点に満足をし、それ以上のことは手放しておくといいかもしれません。

こうした種をまき続けるのって、なんか楽しいんですね。


お忙しい中ほんとうにありがとうござました!

2日目の活動も夕方17時ころには終了。猛暑の中、3件、4件とインタビューを重ねた学生たち、ほんとにお疲れ様でした!そしてインタビューにご協力をいただいたみなさまも、お忙しい中ほんとうにありがとうござました!


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特別枠での城山ナイトハイク!!

インタビュー調査が終わったのもつかの間、この日は18:30からテントテントツアーズ工藤克史君の粋な計らいで、特別枠での城山ナイトハイクが開催されました。

疲れた体を引きずりながら城山登山口にやや遅れて集合した学生たち。最初はあまり乗り気ではありませんでしたが、登山道を登るにつれ童心に帰っているようでした。

城山マジックとでも言いますか、学生と地元の子どもたちやその親御さんたちの会話が自然と発生し、地元の子どもたちも「お兄ちゃん見て!」と拾った石ころや葉っぱなんかを誇らしげに学生たちに見てもらっていました。

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山頂に到着したあとは、紫蘇ジュースをいただき(登山の達成感に浸りながら飲む紫蘇ジュースの美味しさたるや!)、遠くの山に落ちていく夕日と、暮れなずむ町を眺めていました。

ノスタルジーに浸りながら、学生たちは何を考え、何を思っていたのでしょうか。ただ、暑い!と思っていたかもしれませんが(笑)

ナイトハイクのプログラムの秀逸さに感心しながら、2時間程度のナイトハイクは無事に終了。日中はうだるような暑さでしたが、城山の登山道は夏の涼を感じる心地よい空間でした。

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20:30を過ぎたころにはナイトハイクも終了。

学生たちは「おなかすいた~!」と言いながら、うまいもん通りへと姿を消していきました。2日目の佐伯滞在も充実、大満喫の様子でなによりでした。

いよいよ明日は3日目、最終日。
大入島への渡航とまとめの会が待っています。


2日目の振り返りはこのあたりで。


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