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哲学

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#言葉

自由は内にあるもの

こんばんは、こねこです。 今回は私が昔から求め続けてきた自由について、私の考えを述べようと思います。 自由と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか。 かつての私は「束縛からの開放」を思い浮かべていました。しかし、倫理学の講義を受講した際に自由は本来仏教用語だということを知りました。自らに由るというのが元の意味。つまり、自分の軸を持ち、自分の行動に責任を持つことだと私は解釈しました。 幼い頃、親に「どこに行きたい?」と聞かれたら必ず私は「遠くに行きたい」と答えていました。遠

「頑張れ」に違和感を感じていましたが…

 なんとなく違和感を抱き、使う度に心に負荷がかかっていたこの言葉、頑張れ。 私の中では踏ん張れといった意味合いが強く、既に踏ん張ってきている人にさらに言うのは追い討ちをかけるようではないか?と思っていたんです。でも、つい先ほどヱヴァンゲリヲン新劇場版を見ながら「あ!違う!」ということに気がつきました(私はオタクなのと、唐突に思いつきがちです笑笑)。  頑張れを分解すると、頑を張れ。頑は自分の主張だったり、一途という意味がありますよね。張るには色々な意味がありますが、ここで

言葉は火であり、人間の根源

 何を書こうかと迷いましたが、私が一番大切にしている概念を最初に書き記そうと思いました。  タイトル通り、言葉は火であり、人間の根源だと私は考えています。  ついこの前まで言葉は剣だと思っていました。剣は剣でも諸刃の剣。扱い方を誤れば人を傷つけるし、自分も傷つける。 でも、そうじゃないって最近になって思うように。 きっかけ……はあまり覚えていませんが、言葉とは人間を生かしたり殺したりするだけではなく、もっと高尚なもの、精神に携わるものだと気付いたんだと思います。