「諸行無常お互い様社会」

2019/11/28に書いた文

世の中はもうすぐ「障害者週間」(12月3日~12月9日)
だそうですね。

よく見聞きする、
「多様性の尊重」「まぜこぜ社会」「インクルーシブ社会」
という言葉たち。

その状態が当たり前でない、
人間がカテゴリ分けされ整理されすぎた分断的な社会、
が現状としてあるからこそ、
強調し顕在化する必要があるとして
生まれた言葉なのだと思います。

理想的には
多様性?当たり前じゃん!
まぜこぜ?当たり前じゃん!
インクルーシブ?当たり前じゃん!
といちいち言葉にする気もなくなるくらいに
当たり前だよねーみたいな意識が
浸透している社会だったら
生きやすいのかなと個人的には思います。

なんかもっとしっくりくる言い方ないものか!?

みんな違って当たり前、という意識の先、
みたいなイメージの言葉として、

今日、勝手に私の頭の中でひらめいたんですが、

「諸行無常お互い様社会」

という風に表現してみるのはどうでしょう?

人間誰でも、いつ障害者になるかわからないし
そもそも健常者だって内側や肉体に障害が付随していなくても
なにかしら障害となる課題は人生に抱えているという意味で
誰もがみんな障害者であり
つまり障害をもっているということは人間の人生にとって普通過ぎることであり、
(もちろん、生きやすい人と生きにくい人の差は間違いなくあるけれど)
だからして、みんな障害者でありみんな健常者ということで
最終的にはOKではないか

喜怒哀楽という感情が存在しているように、
諸行無常という言葉もあるように、
人間は、いやおうなく変化する、起伏に富んでいる、
それは皆お互い様だよね、

ということで

「諸行無常お互い様社会」。

でもやっぱり現実問題として
あまりにも整理され分断されてしまっているという社会の現状があるので
意識的に「多様性」「まぜこぜ」「インクルーシブ」
は強調して言ったり状況を作り出す必要がまだまだしばらくは続くんだろうなぁ。

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