本日は、お日柄もよくを読み終えて
読み始めてから何日も経っていますが、ようやく読み終わりましたので感想と自分の記録用としてブログを書いていきます。ネタバレ含みます。
読んでる最中、何度も涙を流し年を感じる今日この頃です。
本作は「スピーチライター」という馴染みのない職業をテーマにした作品になっています。僕も初めて聞きました。舞台としては2009年の政権交代の話をモデルに作られている感じですね。
物語はあまりパッとしないOL主人公の「こと葉」が幼馴染の結婚式でお祝いのスピーチがつまらなすぎて、眠くなりスープに顔を突っ込むというところから始まります。
つまらないスピーチから一転、新郎のお祝いのスピーチで一気に目が覚め、笑い最後には涙を流しながら心からおめでとうという感情に変わるという場面があります。
僕もこんな作品を書いてみたいと涙を流しながら思いました。(笑)
そこからスピーチを読んだスピーチライターの「久遠久美」と出会います。幼馴染である「厚志」が選挙戦に立候補するという決断をしたため、主人公の「こと葉」も本気でスピーチライターをやるため会社をやめるという決断をします。
本気でなにかに取り組むということは苦しいことでもありますが、すごく魅力的です。社会人になってからはそんな苦しくて辛いことはしてないかもしれません。だから憧れて悔しくて涙がでるのかもしれません。
選挙について全然知らない僕ですが、少し興味が湧いてもっと世の中の出来事を知りたいと思いました。そして増税が出てきて、岸田総理の政策がSNSで多く取り上げられていました。何が本当なのかわからなくなりそっとスマホを閉じます。知らないことを知るということは面白くもありますが、逆に混乱と思考停止を招くこともあります。でも選挙にもっと興味を持とうと思いましたね。
僕の感想としては「和田日間足」との絡みをもう少し見たかったなあという感じです。
以上になります。バイバーイ
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