Kone
一日一枚絵を描く。絵はどの様に変化して行くのか。その記録です。 作業時間は三時間。気に入らなくても、それ以上は描き込まない。明日また新しい絵を描けばいい。 一番大切なのは「描き続けること」。
ある時、大好きなロバートjr.ロックウッドやリトル・ウォルターのアルバムを聴きながらライナーノーツを読んでいて気が付いた。バックで演奏しているメンバーが一緒じゃん！The Acesだった。お手本の様な素晴らしいバンドだ。ブルースの基本が学べる。 一週間描き続けた。今回は良く描けない。集中が途切れた。でも描き切る。描き続けるのが最大の目標だから。Acesは大好きなミュージシャンなので、いつかまた描きたい。満足できるAcesを。
ライトニン・ホプキンスのギターはアコースティックでもエレキでも兎に角生々しい。ギター一本でもバンド編成でも兎に角生々しい。生々しいブルースなんです。 泥っとしたライトニンのイメージ、ニカッと笑うライトニンのイメージ、何方を描こうか？結果、明るい絵に仕上がった。背景を描き込むと絵が活き活きしてくる。
「Late for the Sky」の聴きどころは、なんと言ってもデヴィッド・リンドレーのギターだ。アルバム全編を通して、出しゃばらず歌を引き立てるお手本の様なギターフレーズだ。1stアルバムでのジェシ・エド・デイヴィスといい、ジャクソン・ブラウンはギタリストに恵まれていると思う。 なんだかジャクソンがディズニーキャラっぽくなっちゃったな。雲の描き方がわかってきた。クレヨンならではの表現法がある。いい画材だと思う
フレディ・キングを聴くと、「え、クラプトン？」って勘違いする。クラプトンはギタープレイだけでなくヴォーカルも相当フレディの影響受けているな。インスト曲も歌モノも両方最高だ。 人物は写真を見ずにイメージで描いた。黒人の肌の色は何色がいいのかな？黒を塗ってしまうと表情が出せない。なんかフレディに見えなかったので、背景で無理矢理フレディ感出しまくった。
ジェリー・ガルシアのギターは10分でも20分でも聴いていたい。それ程心地良いフレーズが続く。とにかく音源が多くてどれを聴けばいいのやら‥って人に僕がオススメするのは、ピアノにニッキー・ホプキンス参加のライブ盤。たっぷり２枚組CDだが苦も無く聴ける。 ガルシアの体型がいいバランスで描けたと思う。僕が若い頃、背景に描いた様なカラフルなデッドの絞り染Tシャツが流行っていたな。
スー・フォーリーを知ったのは「ジャケ買い」だった。当時、僕はテレキャスターを弾いていたので、アルバムジャケットにテレキャスターが写っていたら「とりあえず買い」だった。正統派ブルースギターにぶっきら棒なヴォーカル、最高の当たり盤だった。 手のデフォルメがいい感じに描けた。絵は如何にセンス良くデフォルメできるかだと思う。背景を描き込むとグッと良く感じる。
描き続けることを最大の目標にした。上手くなりたい、評価されたいなどは横に置いておく。その気持ちはあるが、それを天辺に置いてしまうと僕は絶対闇堕ちし、描くことをやめてしまう(過去に経験済み)。 一枚目はTHEMを描いた。この頃のヴァン・モリソンの歌唱の勢いはミック・ジャガーにも勝る！と思っている。ストーンズとゼムはついつい比較してしまう。 鉛筆画で終わろうとしたが、なんだか寂しく思い、ついついクレヨンで着色してしまった。 疲れてしまい背景を描き込む余力がない。すげ〜テキトー
