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スキルが足りなくてつらい

かじってるものはたくさんあるが、どうにも私は「ちょっと把握する」以上の熟達が難しいのではないかと気づいて、少し凹んでいます。

私って何か特技があっただろうか、もっというと趣味ってあるだろうかと思ったときに、結構難しい。オンライン英会話で、講師に自己紹介するときに挙げる趣味はあるけど(突っ込んで質問されたときに困らないカテゴリのアクティビティ)、パーソナルトレーナーに「近藤さんって趣味はあるんですか?」と言われたときに回答する趣味が難しい。

なんだろう……日々、割と活動しているはずなのに、積み上げとして自分に蓄積しているタイプのアクティビティがないのかもしれない。

本業である編集もスキルが高いとは思えない(人脈、嗅覚、センスなどの点で能力が高いのでやっていけている)、文章もまだまだだし、書くのしんどいし。。。

音楽や写真など、だらだらと長く続けているものほど熟達しない具合がやばい。金管楽器はその際たるもんやな……10年くらい時間を費やしたのに下手さがやばい。そのあたりがトラウマになってるのかもしれない。歌唱も昔の方がのびのび歌えてた気がする。

そんなことを思うのも、今日、お休みをとって大阪の晃生ショー劇場さんに行って、せっかくなら平面図の記録をつけようと思ったら、あまりに空間をとらえられず、下手すぎて嫌になった。

やりたいことや、こういうことがやれたらいいと思う想像力に比べて、スキルがあまりにも追いついてないので、なかなかつらい。

それで、なんばのあたりに宿を取ってるので、帰る前にちょっと味園ビルを拝んできた。

ここは、建築ライター・イラストレーターさんで、大学の先輩でもあるたかぎみ江さんの結婚パーティーが開催された場所。キャバレーユニバースを使ったパーティーは度肝を抜いて、その後の私の主催イベントにも強い影響を与えている。そして、そのみ江さんが2018年に亡くなられ、2019年の1月に味園ビルの宴会場で開催されたお別れ会にも参加した。そこで触れたみ江さんの制作物は企画といい文章といいイラストといい、とてもよかった。私もこんなクリエイティブが作れたらいいなあ(でも無理そうだなあ)なんて思っていたら、技術書典をはじめ、たくさんのアウトプットをすることができ、み江さんの残したものに触れられたことに感謝した。

何度か書いてるけど、今年の目標の一つを「成功のさせ方が分からないものに対して向き合う」とした。簡単なことではないなあと悩ましく思っているところである。

お読みいただきありがとうございました! よかったらブログものぞいてみてください😊 https://kondoyuko.hatenablog.com/