今こそベーシックインカムの試作品を作るべき時だ。

ベーシックインカム(BI)の是非にはついては、政治の枠を超えて活発に議論されています。ただし現状では、前例が無く実証が難しい上に、重視している要素や、意見の元となる前提が人によって異なることから、論点が定まらず議論が平行線になりがちだと感じています。

私としては、議論は良質なエンタメだと思っており、参加することも映像で見ることも大好きですが、有用性は低いと思っています。例えば課題が可視化や具現化されていれば一目瞭然なので議論する余地はありません。人工知能やブロックチェーン、3Dプリンタ等のテクノロジーが急速に進化している今こそ、BIの課題を可視化・具現化する時だと強く思います。

例えばBIの課題として、介護職のような「不人気だが重要な仕事」をどうするのか?という議論がありますが、「イノベーティブな高齢者用トイレ」や「高齢者向けスーパーフード」のような試作品が存在すれば、介護職の課題はより進んだ次元で議論でき、その議論は今よりずっと有益なものになると思います。

イノベーティブなトイレを作ることは私には難しいので、私は別の課題である「BIの財源」についての試作品を作成することにしました。これはまた「BIのメリット」の可視化も目指しています。詳細は後ほど別の記事で書きたいと思いますが、誰もが参加できて実際にお金(仮想通貨)を受け取れるものにする予定です。

先週末から作り始めたのですが、平日は仕事なので制作時間がなかなか作れず、こういう時こそBIの制度が必要と感じます。これはBI信者である私の妄想ですが、先の介護の件なども、バルミューダの寺尾さんのようなイノベーティブな人が、今の仕事を捨てて、本気でプロダクトで解決しようとしたら、あっさりと解決できてしまうような気がするのですよね…。


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