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不親切な駅員さん、優しい乗客


本日は珍しく都内を電車で移動している。

まぁ、東京の場合駐車場が高いから、複数現場があるときは電車にする事が多いんだけど。

新宿駅から大江戸線で六本木に向かった時の話。

大江戸線ってやや複雑で、新宿から六本木とか中野に行くのに一区間だけのって都庁前で乗り換えるとか、少し知っていないと迷う事がある。

その事を知っていた僕は、電車に乗る前にホームにいた駅員さんに「六本木行きは、これでいいんですよね?」と確認してみた。

そうしたら駅員さん、そんな乗客が多いのか面倒臭そうにボソボソ喋って、路線図を指差した。

「えっ!?」と聞き返すも、またボソボソ。

回答はしているという事実は作っているのだろうけど、明らかに面倒くさそうだ。

「まぁ、いーや」と思って引き下がり、路線図を見ていたら、その光景を見ていたと思われる、おばさん(きっと40代)が寄ってきて、「次の都庁前で六本木行きに乗り換えるんですよ、1番線だったかな。」と教えてくれた。

なんとも親切なひと!

僕がとっさに伝えた、
「ありがとうございます」

の言葉も聞いたか聞いてないかくらいの感じで立ち去って行かれた。

僕は間違えることなく、
六本木駅にたどり着いた。

聞こえないかもしれないけど、
もう一度だけ「ありがとう」。

※使用している写真はイメージです

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