#20 引き馬もワルくないかも?
これまで、未熟な技量と半端な知識にもかかわらず個人的乗馬体験やら、乗馬の楽しみやらと馬まわりの四方山話を、とりとめなく一気に書き殴ってきました。
乗馬の楽しみを知る人をひとりでも増やしたいと思って筆をとってみたものの、馬ズル(いやバズる?💦)のはなかなか難しい。
我ら初老世代(人生にゆとりが生まれはじめた)に届け〜と願いながら書きためた。
なので、とっつき難く、しかも読みにくい硬い文章になりがちで、読み手の皆様には申し訳なく思っております。
特にスキ❤️をいただいた寛大な読者の皆さまにはひたすら感謝なのでございます。
という事で、記念すべき#20では、お題も文体も手綱を緩めにしようかなぁ、と
「引き馬もワルくないかも?」
とします。
さて
ここでいきなりクイズです❗️
Q「ひきうま」ってどう書く?
①引き馬
②曳き馬
③挽き馬
一応、ここで説明したい「ひきうま」は、お子ちゃまやご老人が乗馬体験するために馬に乗り、スタッフさんが馬を引いて誘導する乗馬のことなので、①の引き馬が正解!
なのですが、なんと意味は違うが②も③もアリなんだとか。
(ちなみに、③は、馬肉のミンチの意味ではないのでご安心を!)
ここで脱線を始めると長くなりそうなので省略
さて、ほとんどの乗馬クラブが乗馬体験メニューのひとつとして組みいれているのが、この「引き馬」
乗馬体験者からみれば、「あんなの乗馬とは言えないから」と笑われそうだ。だが、それなりのメリットもあるのだ。
引き馬のメリット
引き馬コースのメリットを挙げると
①技量や体力、運動神経不用
②動きがゆっくりで怖くない
③小児や老人でも体験可能
といったところだろうか。
詳しく解説すると…
「乗り手は鞍に跨ることができればokで、自ら操縦する必要がないんです。
鞍に掴まれて鎧を踏めれば、子供でもお年寄りでも乗馬体験ができるし、しかも、ベテランのスタッフがおとなしい良い仔に乗せてくれて、ゆーっくり動いてくれるので怖くないんデス。
オマケに、インスタ映えする画像も撮ってくれますよー❣️」
てな感じ。
もちろん、ちゃんとした乗馬ではないんだけど、
十分に乗馬気分は味わえるし、馬に揺られる気持ちよさは体験できることは保証しまっせ!
ちゃんとした乗馬ではないんだけど、でも引き馬も馬に乗るから乗馬は乗馬。
馬の上からの高い景色も楽しめるし
お馬に癒されるし
しかも安心安全だし
老若男女誰でも楽しめるってのがワルくないでしょ?
初めて乗馬を体験するのに引き馬もわるくない。
気に入って、「もっと乗りたい!」と思えば、次のステップであるちゃんとした乗馬に進めばいいのだし。
「やっぱり怖いかなぁ」
とか
「いやいや、体力的に無理!」
と思えば、そこで止めてもよし。
以上は乗馬未体験者に勧める引き馬のメリット
乗馬経験者の引き馬???
ベテラン乗馬体験者もやがて年をとり、長生きすれば、初老から前期高齢者、そして後期高齢者と老化が進んでいくのは必定。
そうなると体力も低下して乗馬は難しくなること予想される。
では、ヒトは何歳になるまで乗馬できるのか?
茶道裏千家の前家元15代の千宗玄氏は、じつは日本馬術連盟の会長を務められたライダーでもあることは乗馬関係者の中では有名な話である。氏は2023年には100歳をむかえられたが、なんとその年齢まで乗馬を楽しまれていることが、某雑誌の記事に書いてあった。
その記事を読んだときは「え?ホント?奇跡か⁈」と疑ったが、氏の明晰な文章を読み、矍鑠としたお姿の画像を拝見すると、さもありなんと納得した。
翻って、
自分は何歳まで乗れる?
と考えてみた。
自分の祖父も父も長生きだったので、寿命は長いかもしれない。
80歳は超えるられるかもしれない。
だが、千氏のように80、90超えても乗馬が可能だろうか?
想像もつかないが
「もし米寿の誕生日まで元気でいられたら、乗馬したいなぁ。馬の上の写真(Instagram)撮ってもらいたいなぁ」…と思う。
ちゃんとした乗馬でなくてもいいので。。。
ウエスタンブーツで足元を固め、カウボーイハット姿で馬に跨り。。。
その時は、もう引き馬でもワルくないかもと思う。
《パート1 完》
つづく
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
最後までお読みいただきありがとうございます。
前期高齢者から乗馬を始めた「じじい」が、より多くの人に乗馬の楽しみを知っていただきたい、また、より多くの高齢者に乗馬を体験していただければと思いたち、筆をとったnoteです。
「面白そう❗️」と思って下さった貴方!
是非、スキをお願いいたします!
また、筆者は「乗馬しろうと」ですので内容の誤りなどをコメントでご指摘いただければ幸いに存じます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?