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乗馬ライダーの忘備録❷ 軽速歩を(馬と)考える

こんにちは♪
乗馬ライター&ライダーのじーちゃんです。
9月の始めに宗像でウエスタンのレッスンを受けて来ましたが、秋の気配はいずこ?というような暑さでギブアップでした⤵️

さて、ウエスタンスタイルの乗馬では軽速歩はしないとかいわれていますが、外乗などで長時間を速歩で移動する場合には、軽速歩ができたほうが楽です。
馬にも負担がかからないですしね。


軽速歩ですが


研究すればするほどわからなくなりました。

そこで、基本をもう一度おさらいしてみました

🏇🏇🏇

速歩トロットとは?
対角線の足(右前脚と左後脚・左前脚と右後脚)が1対になって同時に地面に着地する歩きかた。
2拍子のリズムが特徴な動き。

分解すると
①右前脚と左後脚が持ち上がる
この時に左前脚と右後脚は着地している
②右前脚と左後脚が同時に着地する
この時左前脚と右後脚が持ち上がる

①と②が交互に繰り返されるので、2拍子のリズムになる。

ま、ここまではわかっていると。。。

トロットの際の乗り方のコツ


✅ 腰を伸ばし、背筋を伸ばして姿勢をつくる
✅ 膝を軽く曲げ、鞍につけて安定させる
✅ 膝を外に開いてかかとを下げて合図を送る 
そして
✅ 馬が速歩に入ったら腰をゆっくり前後に動かして馬の動きに合わせる

ま、これも大丈夫と。。。

軽速歩(レイジングトロット)とは?


馬の速歩の動きに合わせ
軽く膝を曲げた状態で上下運動を行う騎乗方法

そのコツは


❶馬の前足を前に出すタイミングで体を上げる
その足が着地するタイミングで下げる
を意識する
❷上下運動は膝を動かさずに腰を前後に動かすことを意識する
❸手綱は弛まない程度にリラックスさせ軽くコンタクトをとる
手首を柔らかく、馬の動きに合わせる
(上下運動につられて拳が動き、ハミを必要以上に引っ張ないようにする)

軽速歩の目的


馬の負担を減らして、心地よく速歩を継続させること


と、いうことは

上手く乗るには、乗られるお馬の立場になって考えるのがいいかも。。。

と言うことで、お馬さん達と対談してみました。

🏇🏇🏇

じーちゃん( ) 「本日は、『軽速歩を克服する』をテーマに、お二人のゲストをお招きして、徹底討論会を企画しました。お二人、今日はよろしくお願い申し上げます!」

🐴うまA と🐴うまB 「おう!よろしくねー」

「まずは、軽速歩とはなんぞや?から伺いたいんですが。。。」

🐴A 「あーそれな。俺たちには速歩軽速歩も区別はねーからなぁ?」

🐴B 「そーよ。人間サマのほうが乗り方つーか、座り方つーか、立ち方?それを変えてるだけだからなぁ」

 「ということは、乗り手である人の都合と言うことになりますかね?」

🐴A 「ま、上手いやつが乗ると、そりゃ乗りごごちじゃねーや、乗られごこちはだいぶ違うけどな」

🐴B  「そーだな。そりゃ違うわ。ま、逆の場合もあるけどな」

🐴A  「そうそう!リズム感がない奴が乗り手だと最悪〜」

  「なるほど、リズム感が大切と。。。」

🐴A   「そう。リズム感が大事!ところでおめーさん、立つタイミングってわかってる?」

  「ええ、まあ。前足が出るタイミングですよね?」

🐴A   「そうそう。前足が出るタイミングってか前に足が伸びるタイミングだな。そんとき俺らの体がグッて持ち上がるじゃん?そのタイミングで鞍から体がもち上がってくれたら、俺らも足を上げやすいわけよ」

  「そーか、前足と同時に、反対側の後足も持ち上がりますもんね。つまり背中が上がると!そのタイミングでケツ。。。じゃなくて尻がヒョイと持ち上がると、皆さんの背中の負担は軽くなる。と」

🐴B    「まあ、実際には乗り手は鐙を踏んでるわけだから、鞍には体重はかかってるんだけどな。でも、鞍にケツがドカンと乗っかりっばなしな状態よりはぜんぜん軽い感じがするぜ」

🐴A   「そいでさ、問題は前足の着地の時よ。着地の時に下手くそヤローは、背中にドカンとくるのよ」

🐴B   「そうそう。尻もちついたみたいにドカンだよ。あーなると、軽速歩じゃなくて、もう重速歩じゅうはやあしだよな (笑)。勘弁して欲しいんだよね、あれ」

  「じ、じゅうはやあし、ですか?汗」

🐴A    「あ、これワシの造語だからね。これ乗馬クラブ界隈の馬の仲間で流行バズりそうだな🤭」

🐴B    「ひひん(笑)。今年の乗馬業界の流行語大賞を狙う? まあ、そんなに下手に乗られるくらいだったら、そのまんまリズムだけ取って速歩で乗っててくれたほうが楽なんだよな。重速歩よりな😅」

  「ということは、着地の時に座るなよってことですか?」

🐴A    「まあ、理想はそうだな」

🐴B   「上手いやつは、立ち乗りに近いよな。本当にタイミング取るためだけに鞍にケツをちょんと着けるって感じだよな」

  「そこまで。。。うーむ。凄いんですね。いやー自分なんかまだまだっす」

🐴A  「ま、あんまりきばらないでさ、軽いノリってやつ?それでいったほうがいいとおもうよ」

🐴B  「そうそう。俺も思うよ。乗り手がガチガチに硬いと、リズムとれなくなるね。リラックスして乗ってれば、ちゃんとリズムが合うのになぁ」

🐴A   「あとは、下ばっかり気にして見てるやつもダメだよな?」

🐴B   「確かに!それ、あるある。《肩が上がったタイミングで立つ!》的なやつな。タイミング気にしすぎて、かえってずれてるやついるー🤭」

🐴A    「そうそう、ノリだけでいけるのにな。」

🐴B     「乗馬だけに軽いノリで乗って〜とか。あはは 🤭」

  「あは、ダジャレで〆ていただきましたー❗️  今回はこのあたりで失礼いたします。ありがとうございましたー!」

つづく



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