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ナーガールジュナ(龍樹)と日本の高僧たち

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オンライン勉強会「ナーガールジュナ(龍樹)と日本の高僧たち」の参考として、過去に書いたものをアップしたり、新たに記事を書いています。
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#親鸞

昨年に続いて、日本仏教鑚仰会でお話しさせていただきます(7月20日)

昨年に引き続き、日本仏教鑽仰会でお話しさせていただきます。 昨年と同様、事前申し込み不要…

吉村均
2か月前
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釈尊・龍樹・日本の高僧

開祖以前に遡らない?日本の仏教 以前、ある日本のお坊さまとお話しした時、「日本のお坊さ…

吉村均
3か月前
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2024年3月・5月・6月・7月・8月のホリスティックラウンジ配信講座:伝統仏教を学…

講座のねらい  現在は、「仏教の教義」「浄土真宗の教義」などということを言いますが、宗教…

吉村均
5か月前
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「『歎異抄』を浄土信仰の流れに位置づける ―蓮如本錯簡説を踏まえた読み直し―」明…

 親鸞聖人の教えについて唯円がしるした『歎異抄』は、私にとって、表面的な意味はわかるもの…

吉村均
1年前
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日本仏教鑽仰会で講演「求道とは何か、空海、道元、親鸞をみつめて」(7月15日)

 コロナで長く一般向けの講演をおこなう機会がありませんでしたが、7月15日に日本仏教鑽仰会…

吉村均
1年前
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『般若心経』の「色即是空、空即是色」ー仏教のわかりにくさ

 『般若心経』は、釈尊のさとりの境地を観自在菩薩(観音さま)が理解し、それを釈尊の高弟の…

吉村均
1年前
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「後ろから読む『教行信証』 ―C・G・ユングの『チベットの死者の書』解釈を手がかりとした読解の試み―」明治学院大学教養教育センター紀要『カルチュール』9巻1号(2015年3月)

 変わったタイトルですが、以前、親鸞論の序章のつもりで書いたものです。  深層心理学者のC・G・ユングは『チベットの死者の書』(これは西洋社会に紹介された時にエジプトの『死者の書』に似ているというのでつけられた題名で、原題は『バルド・トゥードル(中有における聴聞による解脱)』)を深層心理学の立場からは「後ろから読むべき書」だと評しました。そのことを手がかりに、親鸞の主著『教行信証』(正式な題名は『顕浄土真実教行証文類』)の構造を論じたものです。  真宗では自力をいけないことの

【全文公開】道元・親鸞が見たもの(下)光明と空(2010年)

『大法輪』2020年11月号(通巻77巻11号)に掲載 「他力」のむつかしさ 大企業がCMなどで「…

吉村均
3年前
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今後のオンライン勉強会について

 現在、オンラインで「二つの菩提心(世俗菩提心・勝義菩提心)勉強会」(第一・第三月曜夜)…

吉村均
2年前
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ナーガールジュナ:勉強会のアプローチ

基本参考書 古代インドの高僧ナーガールジュナ(龍樹)とその教えを学ぶための基本書としてま…

吉村均
2年前
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