スタバでMacBookを開いている人は本当に作業をしているのか。
皆さんは、スターバックス(以下スタバ)にいく機会はあるだろうか。
スタバだけではなく、カフェに行くことはあるだろうか。
私は、スタバのみならず、カフェも多用する。
この記事を書いている今現在も、丸ビル内にあるシェアラウンジを利用している。
コーヒーを飲みながらカタカタとこの文を書いている。
皆さんはこう思ったことはないだろうか。
この人本当に作業しているのか?
ここでズームやる意味あるのか?
ここで効率のいい仕事はできているのか?
昨日まさに、隣で作業している人をみてそう思ったところである。
そんな疑問を私なりの解釈で考えて行きたい。
この疑問を一度でも持ったことのある人はお付き合い願いたい。
スタバに視るカフェのミッション
スタバのミッションをご存知だろうか。
下記がスターバックスのミッションである。
OUR MISSION
人々の心を豊かで活力あるものにするために一
ひとりのお客様、一杯のコーヒー、
そしてひとつのコミュニティから
OUR VALUES
私たちは、パートナー、コーヒー、お客様を中心とし、Valuesを日々体現します。
お互いに心から認め合い、誰もが自分の居場所と感じられるような
文化をつくります。
勇気をもって行動し、現状に満足せず、新しい方法を追い求めます。
スターバックスと私たちの成長のために。
誠実に向き合い、威厳と尊敬をもって心を通わせる、
その瞬間を大切にします。
一人ひとりが全力を尽くし、最後まで結果に責任を持ちます。
私たちは、人間らしさを大切にしながら、成長し続けます。
以上がスタバのミッション、バリューである。
日本ではコーヒー文化が盛んであり、休日のスタバはほぼ満席で賑わっている。
その中で、勉強している人、仕事をしている人、ズームミーティングをしている人、読書をしている人、友人との会話をしている人など多種多様であることが現地にいるとわかる。
これはスタバが文化を構築し、他の店も似たような仕組みになっているように感じる。
私が現在いるシェアラウンジも素晴らしい環境である。
数多くの席があり、数多くの飲み物食べ物、アメニティ、書籍がある。
本、コーヒーが好きな私に取ってはハイクオリティの環境である。
あれ、勝手に文章が、、、、、
ここに全て答えがある。
コーヒーという一つの飲み物を提供している場が、クリエイティブな環境になっているのである。
ここに意味、価値がある。
だからこそ、皆、このような場に身を置き、作業をしている。
さらに言えば、スタバを例に取ると、コーヒーを飲みながらMacBookを広げ作業をしているこの空間と自分、最高だな。
と感じる場になっているわけである。
全て提供している側の策略にまんまとハマっているわけである。
スタバは単価が安いからこそ、長居させる仕組みはない。
スタバの椅子を思い返して欲しい。
背もたれがなく、座り心地は決して良くない。
そこに企業の秘密があったりするわけである。
コーヒー×食べ物×BGM×匂い=空間
自分に酔う。
まさにそんな体験だと思う。
空間に酔いしれる。
多種多様の使い方があるが、不快な過ごし方を過ごす人が少ない。
まさに掛け算ビジネスで空間を創っている。
物理的にカフェインを摂取すると頭が冴える。
そこに加え店内の雰囲気(BGM含め)に価値がある。
まさに役に立つ空間ではなく、意味のある空間になっている。
我々はまんまとそのマジックにどっぷりハマり、自らハマりに行っているのである。
場が意思を決定する
「場」。
何かをするにあたり、必ず生まれるもの。
カフェに限らず、1人でも、複数人でも必ずできるのが場。
空間に必ずある。
居酒屋という空間の場が一番わかりやすい。
居酒屋という空間に各テーブルという場、もしくはカウンターに場が生まれる。
テーブルごとに盛り上がっている場もあれば、葬式みたいな場もある。
未来について語る場もあれば、過去について語る場もある。
愚痴をいう場もあれば、賞賛を言う場もある。
プラスもあればマイナスもある。
だが、空間が場を作る。
そしてその場が意思を決定する。
周りがポジティブならポジティブによりやすい。
組織において、一般的に、いい空間を作ることが経営者の仕事だとしたら、場を作るのは従業員の仕事である。
マネジメントとリーダーシップの違いみたいなものである。
リーダータイプの経営者は、場を作る人間もいると思う。
だからこそ、空間の中で場を自分たちで作る。
それほど場にこだわっていくべきであると思う。
Just do it
結局はやったやつが勝つ。
スタバだろうとシェアラウンジだろうと、猿田彦だろうと、マックだろうと、自分自身のやるべきことに集中して取り組んでいる人間が成功を収める。
まずは自分自身で空間を選び場を作ることから。
空間という意味では、スタバで作業は捗るものだと思う。
さぁ、毎日カフェに行こう。
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