2歳の息子
2歳9ヶ月の息子。
ここ数日の口癖は『なんか~』『たのしい!』
楽しいことがあると
『おかあさん、たのしかったね』
『こうえんたのしかったの』
『おかあさんと○ちゃん(姉)と○(自分)行ったの!』
言い回しや『なんか』なんて
姉の真似っこ、知らす知らず耳にして覚えてるんだろうなぁと面白かったり。
息子はもっと小さい頃から
気持ちを言葉にして伝えるのが楽しかったり自然に発していてこちらがびっくりすることが多い。
1歳後半かな
抱っこして寝る部屋に連れていくときに私がつまづいて小さな声で『いてっ』と呟いたら
『だいじょーふー?』
まさか、こんな小さな子に言われると思わなかったから可愛いやら嬉しいやら。
その日から毎晩寝る前につまづいたふりして
『いて!』『だいじょーふー?』
を聞くのが密かな日課になっていた。
懲りもせず飽きもせず心配してもらう。
もう3歳手前で色んなことも分かってきて、なにより声色顔色もよく見ていて、それを察知しては
喜んだり、雲行き怪しいとなればまゆげを下げて
とりあえずと申し訳なさそうに謝ってきたり。
抱きついて私が般若の顔からニコニコなら
ぱぁーー!っと笑顔が咲くとはこのことかと思うほどの笑顔を見せてくれる。
ごめん、怒ってなんかいなかったんだけどさ
楽しいことには全力で楽しくて
悲しいと甘えてきて、もっと悲しいと大泣きして
その一つ一つが当たり前ではなくて
今日の息子の仕草はもう明日には見れないかもしれなくて、成長が嬉しいのに寂しさを感じて
急いで大きくならないでね、なんて思ったり。
娘がお腹にいるときからの子守唄があって
娘には最近歌ってない、いや、歌うまでもなく布団に入ると寝ちゃうからだけど
たまに歌うと『へへへへ』と照れる子守唄。
息子には大体寝かしつけで歌ってて
寝たかな?と歌うのを止めると
『うたって?』と言うからこれはたまらん。
♪○○くん/ちゃんはいいこ
とってもだいじな子
おとうさんと おかあさんの
たからもの (ぎゅーー)
いいこいいこしながら歌っていて、
最後のぎゅーーってところで
寝ながらぎゅーーっとしてたら
いつからか寝ぼけながらも
ぎゅーーーって、かえしてくれて
あの時はとんでもなくうれしかったなぁ
幼少の記憶は大きくなる頃には忘れかけてることも多いだろうな。今は手軽に動画も撮れて残せていつでも見られるから、そういうところからの記憶としてはあるだろうけども。
記憶に残るとこまで続けていけたら、なにか伝わるものが少しでもあったらいいなぁ。
寝る前に
『おかあさん?たのしかったね、こうえん』
と、話してくれることが
なにより幸せなことだなと思う今日。
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