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9. Natronで3Dテキスト

1. テキストの挿入

Textノードでテキストを作成します。
詳しい使い方


2. 3D効果

GMIC 3D Extrusionノードを使用します。デフォルトではなにも見えないので、Preview/Draft modeにチェックを入れ、Output Layerを1にすると見られます。

スクリーンショット 2020-07-26 23.08.53

スクリーンショット 2020-07-26 23.07.24

X,Y,Z-Angleでそれぞれの軸の角度を調節します。

スクリーンショット 2020-07-26 23.11.33

すべて0だとデフォルトのテキストノードで入力した形と同じになります。

テキストのフォントサイズは厚さとして変化を与えるので、Y軸に少し回転させ、テキストノードのプロパティからフォントサイズを調節します。

なぜかフォントサイズを小さくすると厚くなるので、薄くするためにはフォントサイズを大きくします。

スクリーンショット 2020-07-26 23.16.06

スクリーンショット 2020-07-26 23.16.17

Renderingで様々なエフェクトをかけられます。

スクリーンショット 2020-07-26 23.20.48

すこしわかりにくいですが、それぞれの効果は下図

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3. アンチエイリアス

Dotにすると端が汚いので、コミュニティプラグインのGLSL>Effect>Ls_FXAAA_GLを選択し、アンチエイリアス。

注:コミュニティプラグインの入れ方(3-3参照)


スクリーンショット 2020-07-26 23.40.37

Ls_FXAAA_GLオフ

スクリーンショット 2020-07-26 23.43.27

Ls_FXAAA_GLオン

スクリーンショット 2020-07-26 23.43.21


command+KでGMIC 3D Extrusionノードのクローンを作成
UnlinkしてDotからGouraudに変更。
クローンの下流にノイズ処理のためのErodeSmoothノードをつけます。


Mergeノードで合成。(A: Dotの3D Extrusion−Erode Smooth、マスク:クローン−ErodeSmooth)

スクリーンショット 2020-07-27 9.12.05

最後にEWA:Elliptical Weighted Average(楕円形加重平均)というアルゴリズムでアンチエイリアスをかけるため、EWA_GLノードを追加します。
これもコミュニティプラグインの一つ。

EWA_GLノードなし

スクリーンショット 2020-07-27 9.47.36

EWA_GLノードあり

スクリーンショット 2020-07-27 9.47.44

4. 文字に色をつける

Solidノードで好きな色をキャンパスいっぱいにします。
3.までのノードとSolidノードを新たにMergeノードで合成し、OperationをMultiplyに変更します。

スクリーンショット 2020-07-27 9.25.58

スクリーンショット 2020-07-27 9.26.14

色調調節のために、Multiply[Color]ノードを上流につけます。
下流だと上手く行かないので注意。

Multiply[Color]ノードのValueが1のとき:

スクリーンショット 2020-07-27 9.46.06

Multiply[Color]ノードのValueが15のとき:

スクリーンショット 2020-07-27 9.46.14

完成!

サムネは同様にして、3DExtrusionをFlatで作成しました。

おまけ

キーフレームをつけ、回転アニメーションをつけることもできます。


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