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田植え できました

コロナの影響で、昨年から子どもたちの学校ではたくさんの行事がなくなりました。
宿泊学習も、文化祭も、調理実習も、夏のプールも。

学校の先生たちも、もうひとつ広い範囲を見ている教育委員会の先生たちも、子どもたちの成長と、命の安全を考えた上でバランスを取りながら選択をしてくださっているのだと思うと
"残念だ" とは簡単に言う氣になれないのですが。(娘の同級生の弟くんは、生まれつき呼吸器に疾患があり、その子のお母さんが言われるには"コロナに罹ったら、この子は生きていられないと思うんだ" と。
そのご家庭はみんなとっても明るいですが、コロナに対して家族みんなでとても神経を遣われています。そういう方も居られるんだと思うと、"そうはいっても、インフルエンザと同等なんでしょ?"とは思えなくなりました。…マスクや消毒液による健康被害は氣になりますが…。)

でもそれと同時に、やっぱり小学生の子どもたちの一年間の心身の発達はすごくって…ほんと、待ったなしだなと。

"今できなかったら、子どもの間にもう経験する機会ないんじゃないかな?"
をわたしが1番強く思ってなんだか諦められなかったのが、例年なら5年生で体験するはずだった

''田植え→稲刈り→お米・お餅にする"

の行事でした。
田んぼには、田舎育ちなわたしのいい思い出があるせいか、"子どもたちが田んぼに触れる機会"を無くなったままにしたくなくて(わたしの執着😂)
どこかないかな〜。。と探してみたところ、田植えの体験ができる場所が見つかり、先週末に子どもたち2人と、夫と一緒に行ってきました^^

前日までの"降水確率70%"に、雨の中の田植えを想像していましたが、当日は曇りのち晴れ👀✨
田植え日和でした🌱

子どもたちと一緒に、久しぶりに姿勢を低くして周りをみていると。
そこらじゅうに生き物がいっぱい。
自然とチカラが抜けてホッとするし、生き物を見たり触ったりしている子どもたちが穏やかで楽しそうで、それを見ながらまた嬉しくなります。

田植えをした一画には、トップ画にお借りしたような "ザ・おたまじゃくし"  では無くて、卵から孵ったばかりのミニミニサイズなおたまじゃくし(大人は凝視しないとわからない。。身長的に、水面から1番顔が近い息子にだけ見えるようなサイズです)しかいませんでした。
(娘によれば、まわりの田植え済みな田んぼには立派なおたまじゃくしがたくさんいたみたい。)
息子は「わ。かわいい。」と、掬ったりしながら田んぼのぬかるみを結構楽しんでいました。

企画してくださった方は元々農業とは異なる職種の方で、土地を管理されている農家さんと一緒に色々と取り組まれています。
(大学にも関わられているみたいで、よく生徒さんも参加されていて。今回の田植えも多国籍な学生さんが数人おられました。)
その農家さんはまるで子どもを育てるみたいに、"みんながやってみたいって思うことを、まずはやりたいようにやってみたらいいよ〜。"のスタンスです。みんなで、ああでもない…こうでもない…とやってる時間も楽しんでいるような。
この日も、田植えするには水が多すぎたかな〜💦と途中で試行錯誤しながら水を抜いてみたりしながら。。
みんなのんびり真剣で、子どもたちも一緒になって考えてみたり^^

こちらは近くに水源がある山水を田んぼに引いていて、そのままではとても冷たいので、田んぼの周りを半周させてから中に水を入れるようにされているのだと。
そんな話をさらっと子どもたちに教えてくれます。
娘は宿題の自学ノートに、その日の田植えの事を色んな図や生き物たちの絵を描きながらまとめていました。

帰りには枇杷を採らせてもらって、娘曰く、その枇杷がお店で買うものよりもずっと甘くておいしかった!と。(わたしは果物アレルギーで食べられない…残念。。)

それぞれが "楽しかった!" と言える田植えが経験できてありがたかった🥲
人と場所に心をあったかくしてもらえた1日でした♫

*yonekenblogさんのお写真をお借りしました。
かわいいなぁ。ありがとうございます。
このサイズのおたまじゃくしがイメージでした^^

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