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爪が変色する!( 抗がん剤の副作用 色素沈着編 )

連日オリンピックの熱戦を見ているのだが、実況アナウンサーや解説者のメダルを取れるかどうかの時の熱の入った実況というより絶叫が後で聞くとおもしろいというか楽しい。昨日もこれまでの努力が実ったり実らなかったったりのドラマがあった。私はどちらかというとオリンピック開催には反対の考えだったが、選手の戦っている姿を見るとどちらがよかったのかわからなくなってくる。ただ全国で感染が増加して、医療現場の方たちやそれにかかわる方々の負担がもうマックスで医療崩壊がはじまっている中、コロナ以外で医療を必要とする人にもしわ寄せが行くのが、今現在治療を必要としている身としてはかなり不安を感じている。

では、今日は色素沈着について。

これも最初に先生から説明を受けたと思う。
「爪の色が変わるけど終わったら元に戻るから」とのこと。
後、薬剤師さんからだったかもしれないが、「紫外線にあたらないように」
爪の色が変わるだけでなく皮膚も黒ずんでくるというのは後で知った。一応日に当たらないようにと言われていたので外出時は長袖か腕にカバー、顔はマスクをするし、帽子は絶対かぶるので完璧で皮膚が黒ずんできたかどうかはわからない。
爪の変色は1回目が終わってからじわじわと爪の成長とともに変わっていったが、まずは右手の親指から、ほどなく左手の親指、その後人差し指、中指の順番。足の指はしばらくたってから親指の付け根のみで今も変わらず。

下の親指の写真のようになる。短い指で申し訳ない。

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ただ、こんな色になっているのは手の親指のみである。人差し指も黒ずんではいるがここまではないっていない。中指もちょっと黒ずんでいる程度で、薬指、小指に関してはほとんど変わらなかった。

親指がこんな色なので、買い物に行ってカード等を渡すときには少し気が引ける。やっぱり汚い。かといって爪を塗るのも、爪自体も多少弱くなってくるそうなので、やらないほうがよいと思うし。
親指を見ては汚いなぁ~と思う日々なのだが、最近少し色が薄くなってきた気がする。

その他の副作用から比べると痛くもかゆくもなく、たぶん他人さんもなんとも思わない、自分だけが嫌だなと思う程度の副作用である。

何度も書くが、抗がん剤の副作用=吐き気と脱毛くらいしか知らなかったのでこんなに色々と出てくるとはやってみないとわからないと言ったところ。

実父も義父もがんでなくなっている。十数年前なので義父は吐き気の副作用に耐えられず抗がん剤治療をやめている。父は何とか耐えてくれて胃を全摘出したがスキルス性胃がんだったので再発した。
その他の副作用に関しては私はなにも覚えていない。男だから心配かけまいとしゃべらなかったのかもしれないし、自分が気が付こうともしなかった。そのころから比べると医療が日々進化しているというのはわかる。自分が数年前にこの状況になっていたら、耐えられなかったかもしれないと思う。


まだ副作用についてもう少し続く・・・・・

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