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コロナで面会禁止で良かったと思った事

ただ今6回目の抗がん剤治療の為2拍3日の入院中の2日目。今のところは大した副作用もなく、食欲もある。いつものように帰ってからしんどいと思う😅

2ヶ所のがんと転移もあり、医学の事にはまったく無知で、入院したら帰れないと思っていた時には、

コロナで面会にも来てもらえず、たったひとりで苦しい治療を受けて、いよいよ最後の時が近づいた時にやっと家族にきてもらえても、ろくに話もできないくらいなら家にいたい。


くらいに思っていた。これだけ告知をされたら死を突きつけられたも同然でそんな風に思ってしまうのは私だけではないと思う。

そういえば、紹介されて乳がんの主治医の初めての受診と、2回目に受診した時の2回、

『ひとりできたの』


と聞かれた。こんな告知をされたら、家族もいっしょに詳しい話を聞こうと思うのが普通かもしれないと後で思った。

婦人科では手術の詳しい説明の時は、ご家族も来られますか? と聞かれたので夫も来るようにしていたが、その後手術当日にも来てもらわないといけないと伝えると、「じゃ、手術当日だけ行くわ」とあっさり。説明の時にひとりで行くと、ちょっと先生が呆れていたような気がする。

面会に来てもらえない😭 という割にはこの辺りはひとりで平気だった。


手術前には抗がん剤治療中も家に帰れる今しばらくは生きていられるとわかり、何事もなければ10日の入院ということで、落ち着いていた。

コロナがなければ、手術後も家族も一緒に病室にもどり、側に居てくれたと思うのだが、手術後から丸1日くらいは頻繁に看護婦さんが出入りするし、こちらも家族に気を使うどころではなく、また1番しんどかったのは夜中で、この時間はどっちに転んでも病室にいられない。私の性格上だと思うが、ひとりで良かった。

翌日の午後くらいからベッドから起き上がれるようになり自由も聞くしテレビも見られる、まだ痛みがあるので、家族が居てくれたら背中のひとつもマッサージしてもらえたかも、とか個室なのでゆっくり話もできたかも、とか思ったりもした。

痛みが取れてきて4人部屋に移ってからは特に治療もなくほぼ朝昼夜の食事とバイタルチェックだけ( 抜糸もなかった )、どうやって時間を潰そうかと考えていた。家族も昼は仕事なのでコロナではなかったら面会ができたとしても夜のみ。

この夜の面会がネックだと思った。そこそこ元気になって、仕事帰りに面会に来てくれて楽しく話をしていたら、面会時間が終了です。とアナウンスが流れる。また来るからねと言われエレベーターまで見送る。

絶対一緒に帰りたいと思うし、夜中にさみしさ倍増~😂


って想像がつく、コロナで面会禁止で良かったと思った。

それに病院全体が面会禁止で、当然だれも来ないので、お産以来(お産の時はみんなが個室の病院だった)の入院の私は、こんなもんかといった感じ。

今は便利なLINEで連絡は取れるしね。

その後の抗がん剤治療の為の入院はいつも2拍3日、なぜかと言うと、抗がん剤治療が終わって24時間後に白血球を増やす注射を打たなければならないから。1回目の治療の時は何もわからなかったので、外来での治療を選択したが、次の日、強い吐き気で自分で病院にいけず、タクシーも無理だと思い、息子が帰って来るのを待って連れて行ってもらった経緯があり、それ以降入院治療に切り替えてもらった。

この1回目の抗がん剤治療については次回詳しく書こうと思う。




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