育ての母

5/9が「母の日」ですので、お店では「母の日セット」を企画しました❗️

家族みんなで楽しめるように、全部がセットになったセット販売です。

IMG_0088のコピー

家族みんなで、楽しんでもらえたらと思っています✨


でも、今年も外食はなかなか難しい・・・

そう思い、「母の日オードブル」も企画しました❗️

IMG_0115のコピー

5/9までの受け渡しが可能ですが、どちらも食材の関係上2日前までに

ご予約をお願いしております。

詳しくは、ぐるなびさん


母の日の企画をずっと考えていると、沢山母のことを思いますね☺️

そして実の母以上に思い出すのが「育ての母」です✨


自分が小さい頃、両親は共働きでしたので

もちろん僕は預けられるのですが、それが母親の姉、つまり叔母です。


家から歩いて2.3分のところで、農家をしていましたので

いつもいる訳で、毎日そこで朝から晩まで過ごしてました。


昔の古い農家でしたので、大きな家と農地で、

土間があったり、お風呂は五右衛門風呂でした❗️

掘りコタツは、木炭だったのですよ‼️


さらに農地には、犬や猫をはじめ、沢山の虫や

小動物がいて、まさに僕にとってはテーマパーク✨

楽しかったです😁


その叔母は、僕にとってまさに「育ての母」です。

農家ですので、いつも新鮮な野菜を食べさせてくれ

土間には、土で作った竈門があるのです。

ガスなんてありませんでした。

竈門に薪を入れて、火をつけてご飯を炊きます。

これが美味い❗️

いまだにあの時のご飯の味は超えません・・・。


よく母の味といいますが、

僕の母の味は、叔母が作ってくれた「きんぴらごぼう

これも実の母より、叔母のきんぴらが好きでした。


朝には毎日ニワトリの小屋に行き

生みたての卵をもらい、卵焼きにしてもらいます。


夏にはカブトムシやクワガタをとったり

蝶のサナギやカマキリの卵に興奮。


田んぼに行けば、ザリガニや蛙がいて

本当に楽しかったです。


本当に沢山のことを経験して、

生命の尊さも教えてもらいました。


今でも覚えているのは、畑の脇にトマトの苗が捨てたりました。

もちろん、弱い苗を捨てて強い苗で甘いトマトを育てる為でしたが

子供の頃の僕には、理解はできませんでした。


叔母に「かわいそう・・・」と言うと

畑の端に、その苗を植えてくれました。

夏になり、他のトマトとは少し育ちの悪いトマトができましたが

「僕のトマトだよ」と収穫してくれました。


その時のトマトの味は、「美味しさ」ではなく「嬉しさ」でした。



小学生の時には、母は家にいたのですが

それでもほぼ毎日叔母のところにいました。


しかし中学に入ると、部活がありあまり行かなくなります。

叔母は、高校入学では通学の自転車を買ってくれ

本当に自分の子供のように接してくれました。

しかし、大人になるにつれ離れていきました。


僕も成人になると、家を出て一人暮らしをしてて

そうなると、数年に一度顔を出すか出さないか・・・

そして自分でお店を出す時には、本当に喜んでくれました✨


あとはお嫁さんを紹介できたら、親孝行かな⁉️

そう思っていましたが、叔母の痴呆が始まりまってしまいました💧


僕に会いたい❗️会いたい‼️と言うのですが、

もう僕さえ解らず、会いたい僕とは、子供の頃の僕へなのです。

もう少し早く、叔母に感謝を返したかったと、本当に悔やみました。

叔母が亡くなった時、あんなに泣いたのは初めてでした。


もしあなたのお母さんが、まだご健在でしたら

少しでも親孝行してください。

出来なかった後悔は、絶対に消えません。


実の母も、歳をとりました。

少しでも出来ることを手伝い、感謝を伝えたいと思っています。



お母さんありがとう❤️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?