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女の人生はマルチタスク

どちらかというとマルチタスクは得意な方ですが、好きではありません。嫌い。

長男と次男のヘアサロン予約
長男と次男の歯医者予約(別日)
長男と次男の耳鼻科予約(別日)
自分の健康診断の予約

夏休みの旅行計画、サイズアウトした次男の肌着探索、長男のオシャレTシャツ探索、小学校のプールが始まるので水着探索。

スマホと睨めっこしながら手を動かしつつ、ある言葉が降りてきました。

「女の人生はマルチタスク」

遡ること小学校。
リーダー格の女子率いるトップ軍団。
ボーイッシュなサッカーが上手な1匹狼女子。
その他大勢。
すでに出来上がったカースト制を無意識に分析しながら自分の立ち位置を把握。
泳ぎの練習を始めました。
女の海を泳ぐ練習。

小5に初潮がきました。
お赤飯を食べながらぼんやりと「なんだかめんどくさいことになってきたぞ」と。

中学生〜高校生は突然の突然に、周りから性的な目で見られるようになり呆然とします。
同級生男子からではなく、おじさんからも。
ただ歩いていただけなのにおじさんから卑猥な言葉を投げかけられたこともあるし、決して見たくないアレを電車の中で見せられたこともあります。

大学生。
女子の海を泳ぐ術はだいぶ上手になってきたものの、油断をするとマウント合戦や悪口の渦に巻き込まれて溺れそうに。
痴漢対策や夜道怖い現象とも日々戦います。
そうこうしているうちに就職活動。
ロスジェネ世代。
100社エントリーシートを送ったまでの記憶はなんとかあります。

仕事に脂がのってきたと思ったら結婚出産問題。
結婚出産したら仕事との両立問題、親族付き合い。
そこクリアしたら親の介護。
その流れで旦那が定年退職。
落ち着く暇なく孫のお世話。

女脳の特徴「色々と気がまわる」だけに、マルチタスクしようと思えばできちゃうの。
できちゃうんだけど、しんどいのよ。

対する男性の人生はとてもシンプルです。
公園で遊び、運動部で汗を流し、就活をして男社会に飛び込み揉まれ、結婚してからも男社会で生き続けます。
動き(働き)、遊ぶ。

「1日にひとつのことしかしないぞ」というマイテーマがあるのですが、子供がいるとそうは言っていられません。

1つどころか4つくらい。
ヘトヘト。

解決策はただひとつ。

「出力を6〜7割程度にとどめ、疲れやすい考え方や疲れやすい生活を避ける努力をすること」
だと思います。

出力6〜7だと、残4〜3。
少し怠けすぎでは?と思うかもしれませんが、生真面目でがんばりすぎる日本人にはこれくらいがちょうど良いかと。

タレントのタモリさんは、子供の頃幼稚園に通わずに毎日船をボーッと見ていた。
という話が好きです。

出力6くらいで過ごしていたのでしょう。
残4に、想像性が生まれます。
アイディアが生まれます。
ボーッとするの最高。

考えすぎるとネガティブになるので、考えすぎない。
気が乗らない誘いには「(ダラダラする)予定があるからごめん!」と即レス。
コスパが悪い人(遅刻魔とか波動が合わない人)と付き合わない。
疲れたら仮眠をとる。
肉魚、卵、野菜、フルーツをバランスよく食べる。体に悪いものを取り入れないよう頑張る。
適度な運動。瞑想。
カフェでスマホOFFして本を読む。

女性の皆さん、最近ボーッとしてますか?
スマホを置いて、散歩に行こう。

おしまい。






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