チャレンジタッチをやめた話

なぜやめるのか?
ずばり タッチだけやっていても力がつかない と思ったからです。身も蓋もないのですが。それ以上でも以下でもありません。
それについて詳しく書いていきます。

なぜ始めたのか


 我が家がチャレンジタッチを始めた理由は、子どもが園からDVD付きのDMをもらって来て、視聴後「やりたい!」と言ったからです。

 それまでは個人的にこぐま会や学研のドリルを利用するのみで、通信教育は何も利用していませんでした。
 

どう運用していたのか


 始めたのは、年長に進級する春だったのですが、その時点で子は数をかぞえることやひらがな・かたかな・漢字も低学年レベルのものは読めていたので、今更園児用の内容をやってもな…。という思いが親としてありました。そこで、1年先取りして1年生の教材からスタートしました。
 平日の昼間は帰宅が6時ごろだったので、基本的には休日に使っていました。タッチを使っている際に隣で教えるということはほとんどしていませんでした。

メリットは?


 タッチのメリットは何と言っても「面倒見の良いところ」だと思います。
 新しい内容に入る際にはキャラクターがアニメーションで解説してくれますし、タブレットに書き込むと採点が即時に行われるので、基本的に親が手を出す場面はありません。2年間続けましたが、わたしがアドバイスをしたことは3回程度です。
 また、このキャラクターも進研ゼミの強みですよね。小学生講座ではコラショというランドセルの化身がかわいらしい声で語りかけてきます。
 
また、「進捗具合を管理してくれる」というのも大きいと思います。
・お知らせタイマーを設定しておくと、指定の時間に自動で起動し、「勉強の時間だよ~」と呼びかけてくれる。
・該当月のレッスンを締め切り日までに全て終わらせた者だけが受け取れるプレゼントがある。
・子がこなしたレッスンの正答数が、即メールで送られてくる。それとは別に週一で進捗状況メールも送られてくる。

 通信教育の代名詞ともいえる進研ゼミ。それだけに「子どもの時、チャレンジためちゃって、全然やらなかったな~。」と言っている人にも数多く出会いました。その点をベネッセもわかっていて、あの手この手でやらせようとしているんだな、と感じました。

 最後に、始める前はあまり期待していなかったのですが、「コンテンツが非常に豊富」でした。例えば、メインレッスンと呼ばれる学習を終えると、ご褒美として学習ゲーム(アプリ)が出来るようになります。このゲームが、学習をからめつつ巧く子どもを楽しませるように出来ています。子は、10の合成を使ったパズドラのようなゲームと、計算問題の答えで左右の道を選ぶドライブのゲームが気に入っていました。
 他には、まなびライブラリーという電子図書館があり、児童向けの良書が930冊(2020年3月時点)読むことができます(タッチ以外の進研ゼミ会員も利用可)。さらに、外国語のコンテンツもあり、ゲームをしたり、たまにリスニング&スピーキングをしたりしていました。さらにさらに、YouTubeのような動画を観ているときもありました。
 他にもありました。ハトさんメールという機能で、登録したアドレス(3つまで)子からメールを送ることができます。受け取った側からは返信することのみ出来ます。たまに子からほっこりするメールが送られてくるのが親も楽しみでした。
 何しろ、ほぼノータッチで運用していたので、何をどうしてどこがどうなっているのか、何というサービスなのか、親のわたしはほとんど認識しておらず、この記事を書くために改めて調べたほどです。それほどまでに親がノータッチでも、低学年児童が安全に楽しめるタブレット、とも言えます。

デメリットは?


 じゃあなんでやめるの?という話ですが。冒頭にも書いた通りタッチだけやっていても力がつかないと感じたからです。
 子は1年先取りしていたので、1年生時に2年生のレッスンを受講し、たし算ひき算の筆算もタッチで学習しました。が、現時点で筆算を理解し、自力で出来るようにはなっていません。いわゆるカラーテストを1人で解かせたら表裏を合わせて20~40点ぐらいじゃないかと思います。
その原因は

①間違っていても、やりさえすればクリアしたことになってしまう。

②演習量が足りない。 

ことにあると考えていますもちろん、先取り故に授業では習っていないことと、何度も言っているようにわたしがノータッチだったということも大きな原因であると思います。学習時に、隣について指導し、学習後に紙のドリルを追加して補っていれば違ったと思います。ですが、今のところ親がそこまでして先取りするのはな…、という感じなのです。

どうせやるならば現学年の学習をしっかり固めたい。ということで、このまま1年先取りを続けるのは現実的ではないと考え、一度退会しようと決めました。退会してからも1年間はメインレッスンを使うことができるので、2年生になったらもう一度2年生の内容をやらせたいと思います。

今後はどうする?


 漠然と、i-padかfireタブレットを子専用に購入しようかなと考えています。ThinkThinkやScratch楽しそうですよね。ただAppleではkindleが使いづらいということなので、うーん…。それに、10年ほど前に脱appleしてしまったので、また戻るのが面倒くさいな。もう少し考えます。学習目的というより、旅先などに持参して移動中時間をつぶせる物を求めています。
 学習に関して今回感じたのは、やはり何度も繰り返し演習しなければ基礎は身につかない、ということです。なので、ドリルや無料サイトからプリントアウトしたものを使って漢字・計算・作文を強化していきたいと思います。
 以上、我が家がチャレンジタッチをやめた話でした。

結論


チャレンジタッチは、親がノータッチでも子どもが楽しく利用出来る良タブレット。

学習効果を高めたい場合は+αが必要、かもしれない。

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