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ありがたくウケとります 23/12/23

眠れない。

M1準決勝のライブビューイング前に「こっちまでドキドキしてきた」と言っている人を見て「流石にそこまでないな」と思っていたけど、決勝を前にしてこっちまでドキドキしてきた。

準決勝まで見るほどの熱意は去年からだ。
去年の決勝の日は仕事だった。音量をゼロにしたスマホを裏口に置いて、こっそり最後の部分だけ見れたくらいだった。決勝の日時確定が遅いから、全くシフトがズラせず文句をたれたのがもう懐かしい。
「来年のカレンダーの第3週の日曜日には名前書いといてください……」と言ったが、今年のM1は第4週だし12月24日だから危なかった。辞めといてよかった。

もう明日への期待しか書けない状態に近いけど、一応今日のことを頑張って思い出す。


5時に寝て16時に起きた。
入眠までは遅くて、眠りに入ると長い。典型的な自律神経のイカれ方だ。
その前の日は遊びまくって神社に行ったのに、それでも眠れない。これが恒常性ってやつですか?僕の常の状態ってどこ?

ゲームをした。ゲームをするのも常の状態になってる。

ゲームをするとその世界に入ってしまって、ほとんどなにも思い出せないから不思議だ。プレイしたのはスプラトゥーン。スプラトゥーンのことを書いてもしょうがないし、書くとしたら会話か。

最近知り合った人に、ザ・新米ママみたいな人がいる。
ネットでこういう人と知り合うこと自体、僕の中ではそもそも珍しい。いるのかもしれないけど、周りではあんまり見ない。

ただその人が20代後半だとしても僕は10年前からネットに居るわけで、年齢層がスライドしただけではある。ネット始めたてで高校生くらいの年齢の人と知り合うくらいはあったもんね。

11歳からTwitterやるってそういうことだよね。7歳でニコニコ動画、10歳でタッチタイピング、11歳でTwitter、15歳でゲームのブログ。ちょっと上の年齢の人と仲良くするくらいはあり得る。
兄は2歳できかんしゃトーマスの公式サイトを見ていたし、妹は7歳でタッチタイピングできてラテール(2DのMMOゲーム)をやっていたから、異常性をあんまり認知できない。
これはインターネットで身の上を話す時の鉄板ネタになっている。
ブラインドタッチって配慮によって言えなくなったらしいですね。かわいげあったのに。

会話できないくらいの年齢のお子さんを育てながら、寝かしつけたあとゲームでも遊んでいるらしい。たまにお子さんの声もあやしている声も聞こえる。
すごいバイタリティだぜ!と思うけど、それが趣味なんだからそういうママもいて当然か。
昔を全く知らないのに、友達のお母さんなんかにそういう人を見たことがなかったからか「時代だねぇ」と思っている。何目線なんだろう。そもそも友達のお母さんの趣味の部分ってあんま見えないだろ。

ボードゲームとSplatoonが好きだったエンジニアお兄さんみたいな人と昔に知り合っていて、最近になってその界隈との交流が増えた。
その界隈の人で、なんか気が強い。そもそも気が強くないとテレビゲームと子育てを両立できない気もする。
こういうことを書いているのがバレたら「あ?やんのか??タハハ」と発言されるくらいには気が強い。この日記も別に隠してはないけど。

面白いと感じるものが大方似ていて、しょうもないことを言うと「しょうもないから」という理由で快活に笑う。突飛なことを言っても次の手が読めているので、理解してくれる。
ありがたい限りだ。

笑ってくれる人ってマジでありがたい。
接客と同じで、喜んでもらう難しさを知ると自分が軽率に喜ぶ人間になっていく。自分もありがたい人間になりにいってしまう。

世間には「そう簡単には笑いませんよ」ってスタンスの人がいて、その人らを動かすのって難しいよな~とたまに思う。

M1決勝も「家族が見てたので急に見てみました」のスタンスだと笑いやすい芸人は限られてくるし、笑いやすい人が毎年優勝している気がする。

それでいくと、モグライダーのともしげさんがアタフタしてシャキっとさせているだけで面白いし、さや香の新山さんがキレているだけで面白い。あとは準決勝のネタならくらげも間口が広いと思う。
だからこそマユリカは心配。絶対に面白いのに、知らない人が急に見てガッと笑えるかでいえば難しいと思う。優勝したら平謝りする。にわかもにわかだから、何様?と言われたら謝るしかない。ただ去年のダイヤモンドを見たあとだと……。この話やめとこうね。

あくまで最近は、の話だけど、面白くない人を見ても「難しいな」と思う。その人が構築した面白さを汲めてないだけだ。

ただ理解されようとしてない面白さを汲みたくもない。それでいて、仮に世間がそういう気持ちだとしても、全く面白がろうとしないまま否定したくない。

僕もトムブラウンを初めて見た時は、最初の2分間はリアルタイムでTwitterに面白くないと書いた記憶がある。2018年。
お笑いへの興味が薄かった頃で、上位10組だとはつゆ知らず、その番組での下位なんだろうと見ていたしチャンネルも変えていた。
次の年、2019年に真面目に見たM1が神回だった。
その時に「お笑いってすごいのかも」と思って、結局今M1グランプリ自体がかなり好きになってしまっている。トムブラウンも。

見せる側の運営がYoutubeにネタを上げだしたりPV作り出したりも影響しているが、前日に寝れなくなるほど好きになるとは思っていなかった。
こんな好きになる予定じゃなかったんですけど。これはPVのヤーレンズ出井さんの言葉だけど、ファンの気持ちとしてもお笑いをこんな好きになる予定じゃなかった。

ネットを巻き込むって役割において、真空ジェシカや令和ロマンの大喜利的なお笑いが頭角を現したのもすごい。
カベポスターみたいな淡々とした綺麗な形もダンビラムーチョみたいな飛び道具みたいな形もあって、面白さだけで選ばれているのに話題力も年々増していると思う。
娯楽がこんなに溢れてる時代なら、お笑いっていう感情の根源に沿った文化は社会にもっとヒットしてもいいと思うのだ。

M1グランプリの人気はまだこれでも足りない。お笑いって音楽と同じくらいの位置に居て欲しい。



気づいたら明日への期待の話に戻ってきていた。
12時には起きて楽しめるレベルのお菓子と飲みものと惣菜を買って、絶対に楽しもうとしているのに。もう3時だ。
まあ出場者である川北さんもさっきまでぷよぷよ配信をしてたし、どうにかなるか。早く起きすぎてもドキドキするし。ここからすぐ寝れる気もあんまりしていないけど。

絶対にー、成功させよーねー。
って気持ちだ。M1はきっと勝手に成功してくれるので、見る側の僕が成功する必要がある。サクセースを……成の6時間を……。

これがクリスマスイブの……
過ごし方だッ!!!!!!
(私たちがイギリスのお正月だ/ヨネダ2000の餅つき)


タイトルは
「(お友達が)ありがたくウケてくれてます」
「(M1を見るから)明日はありがたく面白いものを頂戴いたします」
「(それらの恩恵を)ありがたく受け取ります」という意味合い。

こなまるでした。

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