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「野球後進県」の隠れた熱闘

初めまして!京と申します

なんか無性に文章が書きたいなあと思い、ちょっとnoteを始めてみました。普段はフェミがー、アンフェミがーとかTwitterで呟いてますが、ここではなるべく趣味のことを書いていきたいなと思います。

記念すべき第一回目は、現在阪神甲子園球場で熱戦が繰り広げられている、「高校野球」について、私独自の目線による魅力をお伝えしていきたいと思います

1 高校野球の「私なりの」楽しみ

近年、高校野球の人気は高まっており、テレビ朝日系列「アメトーク」では「高校野球芸人」という企画でも放送され、日本の夏の風物詩となっています。

私自身高校野球を見始めたのが1990年代後半からで、県の代表校が繰り広げる熱戦に夢中になり、はや20年以上となります。(野球経験はありません笑)

そして、私にはある独特な視点から高校野球を楽しんでいます。それは、「野球後進県の高校の快進撃」です。

2 野球後進県とは

上記のサイトは、都道府県別の夏の大会の通算勝利数ランキングです。ランキング上位は「東京」「大阪」「愛知」「神奈川」と、いわゆる「地区予選激戦区」の県がランクインしています。

では、このランキングの下のほうを見てみましょう…

44位 島根、45位 富山、46位 新潟、47位 山形

おそらく、該当県ご出身の方の中には、「うちの県はすぐに負けるからなあ…」と思った方も少なくないと思います。激戦区とは違ういわゆる地方の県は、甲子園で勝ち星を掴むこと自体が難しいと言われています。

これには様々な理由があり、地方出身の有名選手が都心部の強豪校へスカウトされる、冬は豪雪により練習環境が整わない、など様々なハンデが考えられます。

しかし、近年はこの野球後進県の代表校が上位進出を果たすなど、傾向が変わってきています。

「地元の高校で」「地元の仲間たちと甲子園で勝ちたい」。こういった地方球児の熱意が甲子園で旋風を起こしています。

私立の高校では都市部から地方私立高校に行く球児も以前多いですが、中には「甲子園で活躍した先輩に憧れで野球部に入った」という傾向も見られています。

野球後進県の代表が全国の強豪を次々となぎ倒す、その旋風が、私が楽しみにしている高校野球の魅力の一つです!

3 私の大好きな「旋風」

堅苦しい話はここまでにして、私が好きな地方高校の「旋風」として、私が好きな県の一つ、富山県の旋風をご紹介します。富山県で旋風と言えば新湊高校を思い出す方も多いと思いますが、ここでは2010年代に絞って語っていきます。

2013年 富山第一(ベスト8)

この年初出場の富山県の私立校。「富山から日本一を目指す」と豪語した宮本投手を中心とした手堅い野球で二勝をあげ、県勢40年ぶりのベスト8入りを果たしました。

準々決勝では宮崎 延岡学園にサヨナラ負けを喫するも、富山の夏を熱くした快進撃でした

2014年 富山商(ベスト16)

この富山第一の活躍に刺激されたのが、古豪 富山商。左腕エース 森田投手を中心とした手堅く勝負強い野球で、県勢2年連続のベスト16入りを果たしました。

迎えた三回戦は隣県・新潟 日本文理との一戦。終盤のチャンスで森田投手に代打を送り勝ち越しましたが、9回裏にサヨナラツーランを浴び惜敗…しかし森田投手を中心とした戦いぶりは、富山県の野球のレベルが上がっていることを印象づけました。

2018年 高岡商(ベスト16)

記憶に新しい第100回記念大会。この年に出場したのは、富山県にあるもう一つの商業高校、高岡商です。

左腕エース 山田投手はキレのある直球と変化球のコンビネーションを武器に2勝を上げました。

迎えた三回戦。相手は柿木投手、横川投手、根尾選手らを擁した巨大戦力を誇る「西の横綱」大阪桐蔭。強力な桐蔭打線を前に山田投手は真っ向勝負。打線の援護に恵まれず惜敗しましたが、奪三振11、3失点完投と爪痕を残しました。

高岡商は2019年にも2勝を上げ、2年連続ベスト16入りを果たしています。

4 「応援したくなる」情熱

まだまだここでは語りきれないため、お目汚しにならなければ、別の県の旋風も書いていきたいと思います。

全国の強豪を相手に全力で立ち向かうその姿は、テレビの前の私たちの心も熱くしてくれます。これだから、高校野球は楽しい!

2021年大会も残すは準決勝と決勝。磐石の戦力を誇る智弁和歌山、智弁学園の「兄弟校」に、初勝利の勢いそのまま勝ち上がった京都国際、大阪桐蔭を倒し勢いに乗る近江と、優勝争いに目が離せません!


拙い文章失礼いたしました。今後もよろしくお願いします。







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