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詩的なことを言いたくなる瞬間

日食パターン中の人々が同じことに気づいた。 とても興味深い。 クレジット gottigreen

DeepL翻訳

 海外のX(Twitter)ユーザーが、日食の日に撮影した庭先の様子のようです。
 普段なら、木漏れ日が木々の葉の形を様々な濃淡で地面に映すところなのでしょうが、珍しい金環日食によりリング状に地球に届いた太陽光が、木々のあらゆる隙間からおびただしい数の光の輪を落としていたようです。
 この動画はたくさんの人にRP(リポスト、RT)されていて、私のもとには日本語ユーザーのこの方のツイートによって届いたのでした。

 動画の中では穏やかに話をしながら、はだしで舗装された通路を歩き回る足元と、雨降りで雨粒が水たまりに描く様な小さな光の輪がゆらゆらと現れては消えたり、揺らめいているようにも見えました。
 こんな素敵な景色を見たからには、なにか詩的な一言をつぶやきたくなるのが人情ってものです。
 なので私もひとつツイート(ポスト)したわけです。

「晴れの日の地面が、雨の日の水面みたい。」
 対比ってやつですな。
 晴れと雨、地面と水面。
 どちらがいいとか悪いとかでもなく、本来そこに映されるはずのない現象、金環日食(月が太陽を隠しきれず月の影の周囲から光があふれて、地球からは太陽が金色ののように見える)によって生まれた景色の美しさと、見慣れたテクスチャとは違う新鮮さを感じられたらな、と思いました。

 そして、引用元ツイート(ポスト)に寄せられたリプライによって、この次に日本在住の我々が金環日食に出会えるタイミングが「2030年6月」だという情報がもたらされましたが、きっとこの時も私はTwitter(X)の誰からのつぶやきで知ることでしょう。

 その時にはまた私は、「春暁しゅんぎょう」の結句みたいに、なにか詩的なことを言いたがるのかもしれません。

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