見渡す

状況と思いを書きなぐってから一晩明けた。自分が登録したアカウント、自分が書いた記事を見直して「本当に書いてた…」とじわじわ実感が沸いてきた。

HSPのタグで検索するだけでも、この一晩でいくつも記事があがっていて、「同じ感覚を持つ人は本当にこの世にいるんだ」と思うと少し救われる。


11月11日、NHKラジオのごごカフェでHSPの紹介をしていたけれども、ラジオを聞いた人の反応をTwitterで見ても当事者でない人は「そんなの多かれ少なかれ誰にでもあるんじゃない?」という感想が大多数だった。

……ですよねー。中には「私、酔ったらほとんどに当てはまるわ」という方もおられた。

うん。でもね、酔ったらじゃないんだわ、常になんだわ。体調が悪い時はこの感覚で追い打ちをかけられるし、元気な時でも一気に叩き落とされるんだわ。

ラジオでお話されてたのは著名な長沼睦雄先生だったけれど、先生ですら言葉で説明するのは困難だったように聞こえた。そりゃそうだよね、感覚なんてどう説明すればいいんだ。


私も、母や上司にHSPだと告白したい気持ちはあるけど、言っても分かってもらえないだろうなという諦めと、母に関しては今以上に心配と迷惑をかけてしまうという不安に駆られ、言えない。

何も全てを理解してほしいわけじゃない。HSPだからと特別扱いしてほしいわけでもない。ただ、特性としてそういうものを持ってると知ってほしい。それだけなんだけど、相手からすれば「どう接したらいいんだ?」って悩みの種になっちゃうんだろうな。

「うちの家族(部下)ばっかりなんでこんなに面倒なの!」って思われるのが怖いだけかもしれない。これこそラジオで長沼先生が言っていた「嫌われる勇気を持つ」が必要な場面なのかもしれない。


と、結び付けて考える所までは行くけど、実行は…まだ出来ないなあ……(ここでまた、自分って駄目だなって落ち込む、例のやつが発動する)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?