怒る権利


Twitterでこちらの漫画を拝見して、あと自分自身の昨日あった嫌なことを考えて、怒るのは疲れるし大嫌いだけど怒る権利があることは忘れないでいたいと思った。


こちらの漫画のね、1ページ目の「怒った?」って台詞が大嫌いですね。

けどそれが現実なのもよく知ってる。色々、自分の記憶と混ぜ合わせて嫌悪感でぞわぞわした。

「あ、今、ムッとしちゃった?」「こんなのちょっとしたコミュニケーションじゃん、怒らないでよー」とかとかとか、そういうのな!!!!!

コミュニケーションとはキャッチボールなので、相手が受け止めたくないボールを放ったらそれで終わりなのですけど、そういう奴に限ってクソみたいな剛速球とか、日常の中で普通使うか?っていう変化球を平気で投げてくる。


だからこの漫画は、女の子が心の動いたままに言い返せたことが本当に嬉しかったし、えらい!すごい!尊敬する!私もこうなりたい!って思った。前に、事務所の一番えらいおっちゃんに「こなさんは、俺が雑談で話しかけても、仕事してるんで邪魔なんですけど、って顔するよね?」って言われた。その通り邪魔だし、自覚あるんだって思ったし、今この会話も邪魔なのでさっさと切り上げますねって思ったけど。


あ、わかった。この漫画もえらいおっちゃんも、相手にこう反応してほしい・くれるだろうってのが透けて見えるから嫌なんだ。「えーそんなことないですよー」とか「やだ、そんな風に見えます?」とか言ってほしかったんか?やり取りなんて、言葉の選び方ひとつで与える印象は変わるし、そうすれば当然相手の反応だって変わる。そういうことを一つも考えずに、安易な考えで接してるところが嫌い。


ある意味、そんな方法でしかコミュニケーションが取れない可哀相な人なんだけど、そんなもん私は知らん。ちゃんと相手を見てコミュニケーションしていきたいんだ、私は。誰に対しても同じ接し方なんて雑なことはしたくない。


怒る権利、自分はまだ全然行使できていないし、その勇気が出るのもいつになるか分からないけど、怒った結果にも得られるものがあるんだろうか。

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