新年最初の練習

今日 (1月7日)は、新年最初のオーケストラの練習だった。
今まで参加したことのない団体に、日程が合うから今回だけ参加している。当然知らない人だらけで、気まずいことこの上ない。人見知りを発動してしまうと、近くの人や同じパートの人とですら、なかなか話しづらい。
そんな中、幸い、私のいるパートには、大学オケの一個上の先輩が一人いらっしゃる。(この方は、私が今の楽器を始めるきっかけとなったような、恩人とも言える人であるが、それはまたの機会に書こうと思う。) 今回の演奏会では、メイン曲 (シェヘラザード)においてその方と同じプルトとなった。これほど話しやすく、安心できる環境で弾けるのも久しぶりで、九死に一生を得たという言葉がぴったりである。

今日の発見
憧れの人の隣で弾くというのは、全く知らない人の隣で弾く時よりも、はるかに緊張するし、頭もフル回転にしている。たとえ隣のその人は何とも思っていなくとも、こちらはその人から何か学べることはないか考えつつ弾くし、その人の後輩としてその人を失望させてはならないと勝手に思って、間違えないようにしようと、いつもより慎重に弾いて、丁寧に弾こうと努めることになる。pizz. 1箇所の音でも、綺麗に響くか出し損じるかで一喜一憂だった。

不思議なのだけれど、安心感と緊張の両立だった。

来週の土曜日にある本番が終わると、またいつか隣で弾ける時までそれを味わえない。そう思うと、少し残念。
だからこそ、来週の本番のメイン曲は味わって弾きたい。

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