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残り時間を意識して選択する50代

祖母は真夏に「もう冬がくる。」とよく言っていた。
子供の私は全く理解できず
祖母を ちょっとおかしいとさえ思った。

さて、お盆も過ぎて8月も後半。
ここ最近はお天気も悪かったりで
夏も終わりに向かっていると感じる。
あっという間に過ぎていく。
夏だけじゃなく一年も。
「あと4ヶ月ちょっとで もう来年か。」
・・・こういうコトね。
祖母と子供の私とでは
生きる時間の速度がまったく違う。
祖母の年齢に近付いている今の私なら
真夏に冬が来る発言は理解できるのである。

ウチには老犬がいる。
犬は人の約4倍の速さで年を取ると言われている。
犬も老いると時間の感覚は変わるんだろうか。
そんな事を考えると
犬の気持ちなどを勝手に想像して切なくなってしまう。

時間は平等。
誰にも平等にそんなにあるわけじゃない。
たくさんあるものには関心は向かないけれど
残り少なくなると慌てはじめる。
それに気が付いた時
もう遅いのか、まだ大丈夫なのか。
気が付くのがちょっと遅かったかな、私・・・。
ま、手遅れってほどじゃないけど。

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