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【写真#3】撮った写真の振り返りをしていますか?

こんにちは、konです。
今回は、以前僕が紹介した下記の記事と似たような内容になります。
まだ読んでいない方は、お時間がある時に読んでいただけると幸いです。

では、本題に入ります。
みなさんは、自身で撮った写真を振り返ることはありますか?
あまり深く考えないで、思うままに撮影することがあると思います。
今回のお話では、そういった時にも役に立つお話です。


はじめに

写真を始めたばかりの僕は、
よく自分が撮った写真をジャンル問わず
周りの人に見せて感想を聞いていました。

特に深い意味はなく
ただ、写真を見てもらいたかっただけなのですが、
師匠から「今までの写真って自分でも振り返ったりしてるの?」と聞かれ
僕はしていないですと答えました。
そこで教えてもらったのが『ジョハリの窓』という
自己分析で使われるフレームワークでした。

ここで、簡単にジョハリの窓を説明すると

ジョハリの窓について

  • 開放の窓(自分も他人も知っている自分のこと)

  • 盲点の窓(他人は知っているけど、自分は気づいていない自分のこと)

  • 隠された窓(自分は知っているけど、他人には教えていない自分のこと)

  • 未知の窓(自分も他人も知らない自分のこと)

四つの窓からなる自己分析ツールの一つとなりますが
本来なら自分の性格を、他者とのコミュニケーションによって
自らの気づきで自分を知り成長していくものです。

しかし、僕はこれを性格⇒写真に置き換えて取り組んでいきました。
実際どのようにして、ジョハリの窓を写真に応用して
取り組んだのか触れていきます。

ジョハリの窓を写真に置き換えて行動

1.開放の窓編

ここでは、撮った写真(撮っている最中でもOK)を
自問自答していきます。

なぜ撮ったのか?どういう気持ちだったのか?
そのあとは、なぜそう思ったの?を回答がなくなるまで
繰り返し箇条書きにしてます。

2.盲点の窓編

自問自答してでた感想と、他人に見せてもらった感想とを
すり合わせて考えていきます。

ここで、自分と他人の感想が違うもの
『盲点の窓』に当てはまります。
逆に、自分と他人の感想が同じものなら
『開放の窓』に当てはまることになります。

3.隠された窓編

ここは、感じ方が人によって異なる部分だと思いますが、
開放の窓編で自問自答した感想を下記のようにまとめます。
「自分は〇〇だと思って、△△に感じたから
この写真のテーマは□□になります。」
これを、相手に話した後に感想が変わるかを見ます。

ちなみに、結果はどちらでも大丈夫です。
同じでも違っても自分の経験値となるので
聞く行動が一番重要です。

4.未知の窓編

ここでは、少し捉え方を変えて
未来の自分の状態のこととして捉えます。

どういうことかと言うと、
相手も自分でも知りえない可能性ということは
今の感性では見つけることができない領域ということ。
だから、この窓以外の3つの窓を用いて
見つけることができない領域を現在進行形で少なくしていこう
といった意識です。

未発見だった価値観が、さらなる作品力向上につながるかもしれないので
好奇心をなくさず知見を広げようという意識です。
※仮にこれら四つの窓を本気でしようと思うと
わかりやすく運用できるのですが今は説明を省きます。
(もしくは、希望があれば別記事で詳しく解説します)

じゃあ、これをしたらなんなの?となると思うので
その部分に触れていきます。

これやってどうなるの?

簡単に言うと、
自分の写真の理解を深めることができます。

どういうことかというと
自分はどういう写真が得意なのか。どういうシーンが苦手なのか。
こういう写真が好きなんだ。書いていくとキリがないですが、
写真の表現方法の方向性を見失わないようになったり(セルフブランディング的な)
インスタグラムで言えば、統一感といった部分に繋げることができます。

僕は、この取り組みをしたおかげか
写真展で質問されても、言葉が詰まらなくなりました(笑)
個人的には、作品力や写真を読む力も
養われるのではないかと考えています。

この取り組みで重要なこと

僕がこの取り組みをしていた時は
家族と会社の人たちとやっていました。(合計で5,6人程度)
これは、人が多ければ多いほど意見をもらえるので
その分経験値を沢山積むことができます。

また、この取り組みにおいて重要なことが三点あります。
目標を決めること』
自由に気楽に、難しく考えないで取り組む』
写真の感想を求める相手』です。
詳しく解説していきます。

まず、目標を決めるのは
何をやるにしてもとても重要です。
自己理解を深めたいのか、作品としての表現力を上げたいのかで
出てくる感想も変わってくると思います。

次に、難しく考えすぎてしまうと
感想が抽象的になってしまい理解しづらくなってしまうので
慣れるまでは綺麗だったから撮ったとか面白い形だから撮ったとかでも
全く問題ないです。

最後に、写真をみせる相手はしっかり選んだ方が良いです。
相手の主観でダメ出しばかりしてくる人と
相手の意見に同調してくる人。
上記に当てはまる二人は、避けた方がいいです。

自己成長の速度が落ちるどころか
モチベーションがどんどん下がっていきます。

さいごに

写真のスキルアップになるものは、
どんどん使っていくスタイルなのですが
新しい切り口での取り組み方だったのではないでしょうか。

いろんなものに触れていくのはいいことですが、
極めていく幅を狭めていくことで
周りとの差別化を図れるのではないかと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
楽しく読める内容になっていたら嬉しいです。
次回の記事も読めるようにフォローしていただけると
執筆する励みになります。

そろそろ、写真メインでの投稿も
何回かしていきたいと思います(笑)

また次回の更新もお楽しみに。
それでは。

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