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結局"いつも平均点を叩き出せる男女"が一番強いという話

僕らが2人の異性を目の前にしたとする

1人はそこそこ可愛くて(かっこよくて)シンプルな服装の異性。

1人はそこそこ可愛くて(かっこよくて)奇抜な服装の異性。

どちらがいいかっていうと量産されたありふれたファッションだとしても、似合っていれば前者を選ぶ人が多いだろう。

僕らは僕らが思ってる以上にフツウが結構好きな生き物である。

理想ではあれこれあるけれども、好きになる人はいい意味で結構普通な人が多いんじゃないかな。

愛想がありコミュニケーションが取れて、店員さんにも横柄でない。

容姿はちょっといいなって思ったり、ちょっとスタイルが良かったり、良い匂いがしたり

趣味に打ち込む姿にキュンときたりなんとなく会話のテンポが合ってフィーリングが合ったり

そんなちょっといいなこの人ってところから全然恋愛は始まると思うのだ。

何も他を圧倒する身体能力が必要なわけでもない。何かでナンバーワンになる必要もない。実はほどほどでいいんだ。

容姿は一見素朴でも、素敵な男女は世の中に大勢いる。

お洒落すぎる異性は嫌だ。こっちも服装に気をつけないといけない。とか

美女やイケメンすぎるのは嫌だ。常に浮気の心配がつきまとう。とか

逆に自分のレベルと同じや少し上の、いい意味での身の丈に合うちょうど良い人をみんなは探しているものだ。

平均点さえ取れれば2回目に行ける可能性がぐんと上がる。2回目があればヘマしなければほぼ付き合えると言っても過言ではない。

そしたら平均点を取るために素でいるべきか多少かっこつけた方がいいのか?という疑問が湧くんだけど

結論から言うと自分を演出した方がお得である

最初に素を出した方が付き合った後のミスマッチが少ないんじゃないのって思う人もいるだろう。

飾る必要はないんだけど、多少演出すると明らかに勝率が上がる。

例えば1回り歳下の女の子と会うとして、その女の子は30代の男性と会うときにどういうことを期待しているのか想像してみる。

同世代が子供に感じるとか、落ち着いた人がいいとか、非日常を味わえるデートに連れてって欲しいとか理由は様々だろう。

こういうときに自分の一番落ち着いた部分を出すのがすごくおすすめだ。

何も役者みたいに違う人格になりきるわけでもない。

大げさな言い方をするとブランディングである。

例えば自分がどんなタイプの男かを客観的に見極め、EXILEの方々みたいな筋肉隆々な男らしい男が好きな異性が多い市場で戦うより

細身で知的な男が好きな市場で戦うほうが有利と判断したらそこをウリにして戦う。

アプリのプロフィールも読書してるところや動物と触れ合っているところとか、自分のイメージを最大化させるものを選ぶ。

相手の理想とする(でろう)という男性像を会話の中から推測する。それは普段友達といるときと同じスイッチではないと思う。

僕は異性と合うときは話し方もゆっくりで、声も低くする。

僕は普段はとても能天気でくだらないことを言って、周囲を笑わせたり呆れさせたりしている。

普段はおしゃべりな陰キャというイメージだ。笑

ただ動きも普段の0.75倍速くらいでちょうどいい。まばたきもゆっくりなイメージだ。

だから僕はあまり合コンとかに行かないのだ。なんかさなぎいつもと違くね?って言われるだろうからw

でも何もずるしてるわけではない。相手の理想の及第点に寄せるだけだ。

余談だけどゆっくり穏やかに振る舞うと

「こんなのんびりしてるのにこの厳しい社会を生きていけるなんてきっと優秀な男なんだろう」

メガネをかけてると

「目が悪いはずなのにこの厳しい社会を生きていけるなんてきっと優秀な男なんだろう」

って女の子が本能が思うから好まれるって話を聞いたことがある。不思議だね。

容姿に関しては本の表紙みたいなものだから、1人でも多くの人に本を手に取ってもらえるようにどうしたら読者に魅力的に映るかを研究して損はない。

もちろん全て素で会うパターンも試した

いつものようにくだらない冗談を言ったり。例えば終始お互い笑ってる状況でも次があるかといえばそういうわけでもない。

例えば笑いのツボが同じで盛り上って、3次会のカラオケまで行ったりしても勝負できない男に次はないように思う。

とても方向音痴なこととか鈍臭いエピソードも話すが、失敗談を話すことも。

商品を売り込むときにデメリットも話すと商品に自信があるように見えるという話も聞いたことがあった。

「この男はこの私の前にして素でいられるのか」

という強さの証にもなるのかな?と思った時期もある。

だけど僕が出した答えはただひたすらに減点を減らすことだ。

例えば冒頭のファッションひとつにしても減点くらわなければいい。

変わった服を着て相手にお洒落だと思ってもらえるならもちろんアドなんだが、そうでないならリスクでしかない。そうするとシンプルな服は最強だ。

無印良品の服なんか万人受けするよね。


平均点を叩き出しまくろう

例えば好きな異性がアクティブで笑い合える人が好きという人なら今度は自分の元気な部分を出す。会話も旅行が好きって話をしたり。

インドアな女の子には読書や映画の話をしてもいいけれど、
「連れ出して欲しいタイプなんだな」と推測できれば、あえて自分のアクティブで元気な部分を出すのも良いかもしれない。

ちょっと相手の好きな異性の理想像や好きなファッションの系統を探ってみる。

会話のペースもデートのプランも、相手がのんびりするのが好きなら全体的にのんびりしたデートにする。

騙されたと思って試してみて欲しい。筆者はこれを実践するようになってから30代になって初めて女の子に告白されたりもするようになった。

この平均か少し平均を越えるだけ、減点を防ぐだけというマインドを数年前の自分に教えてあげたい。

なので冗談も本来なら必要がないのかもしれない。もちろんクスッと笑えるユーモアは必要かもしれないが笑える=面白いということではない。

だってほんと笑うだけでいいならお笑いを見ればいいのだ。

僕は異性と会って面白いと感じるのは"ドキッとするから"という理由だけだと思うんだ。
気になる異性から目を合わせて何も話さない時間だって男女にとって面白いはず。

鉄板ギャグで大笑いさせても、異性として加点されるわけではない。もちろんそれも好みは人それぞれだろうけど、みんなはどう思うだろう。


母性本能の話

さて、方向音痴だったりすぐ転んだり、抜けてるところがある僕は20代の頃は歳上の女性とお付き合いすることが多かった。

世の中は広いから可愛いとか、ほっとけないからと言ってくれる人がいたのだ。

20代後半くらいまでの頃はこの戦略でも戦えた。

ただ30代になると鈍臭すぎると笑えなくなってくるw

ダメダメだと全然可愛くないのだ。母性本能に訴えかけるの難しい。

女の子に

「こいつ良い歳して大丈夫かよ?」

「歳だけ食ってるけど頼りねぇ男だ」

と思われてしまう。


ただ最初に決めるとこ決めて大人の男を印象付けていたとしよう。

方向音痴なら前もってお店までの移動をスムーズにするとか、序盤にぬかりなく弱点をカバーする努力をして平均値に近づけて一度好きになってもらえさえすれば

「普段から仕事頑張っててしっかりしてそうに見えて意外と抜けてるところもあるんだなぁ」

「甘いものやディズニーが好きだなんて可愛いとこあるんだな」

という風にいい意味でのギャップに持っていけると思うんだ。

なので自ら積極的に弱点を晒す必要もないのかなと思う。

一度試しに振る舞ってみて欲しい。

(その際は決して自分や相手に嘘はつかないで欲しい)

いくつになっても背筋を伸ばして立ち振る舞いなど見直すことで、また違う自分になれるかもしれない。

そして知ってもらうのは後からゆっくりでもいいのかもしれない。連絡を取り合うのだって付き合った後にマメさを発揮できれば良いのではないかな。

オールマイティなミスターアベレージミスアベレージになるとぐっと異性に困らなくなる!という僕の現状の考えでした。

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