見出し画像

着物から学ぶこと

着物は高いですね。(古着でももちろん良いのですよ。)

人の手をかけて大切に仕立てられ、そして半永久的にその役目を全うする着物。たとえ着なくなっても人から人へ。リサイクル店では比較的やすく買えますが、新品じゃないというだけで、まだ価値がある、サスティナブルだからこそですね。絹の着物は灰になってもなお役立つものです。そして絹は人体の免疫にすら作用します。お蚕さんもタンパク質ですから(^^)最近はお蚕さんを食糧にするという試みもあるそうです。昆虫食の一種でしょうか。


画像1

「布を使い切る」というのは有名な女優・樹木希林さんの言葉。自然体で基本は守りつつ、上品でアバンギャルドな素敵な着こなし。憧れます。

着物にハマってから、ものを簡単に買わなくなりました。着物は狂ったように買っているように思われますが、一生使い切るもの、長く使えるものが基準です。生活がシンプルになります。着物(身に着けるモノ)と身体に入れるもの(食事など)、が唯一自分への投資のようなものと思っています。もちろん生活の中の消耗品もありますが。なるべくゴミを出さないように、サスティナブルを心がけるようにしてます。私も世間もいつまでも「断捨離」とか「ダイエット」を続けていますが(笑)全ては脳、思考が変わることが大切なんだと思います。そして思考と身体も繋がっていくような氣がしますね。

私が師事する中谷比佐子先生がよくおっしゃっているのですが、「着物は捨てるところがない。」着物一反を八つに分けて組み立てるんですね。その平面の布を人の体に当てて誰でも着られるようにしたものが着物。これはずっと変わっていないんです。例えばインドのサリーもそうですね。これが最良で無駄のない方法だということですよね。それを柄や染、色、帯でその方の個性を出したり、季節感を出したり、小物や色・柄合わせでとてもアバンギャルドなファッションなんですよね。

中谷比佐子先生の着物ブログはこちら

ところで来週、出雲大社に行って参ります。これも一つの投資で学びです。何もかもが当たり前ではなくて、日本という国、ご先祖様、自然、受け継がれてきた信仰、目に見えないモノを感じてきたいと思います。そして同じような考えの友人たちと一緒に学びお祈りしてきます。

画像2

実はアウトプットが苦手意識としてあるんですね。私に限らず日本の教育も関連してると思いますが。自分への負荷(課題)だと思って、今やりたい事を無理せず続けて、少しづつアウトプットしていきたいと思っています。他と比べないこと。焦らずマイペース。自然体で豊かな暮らしが目標です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?