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お別れの時

ピピ島をあとにした
僕達はプーケットへ。
そこではいつものように
ホステルでなく
マンションの部屋を借りて
2部屋に分かれて泊まりました。

僕のチームではまず
宿回りを散歩してから帰宅。
その時見かけた
夜のマッサージに行くか行かまいか、
部屋で残金を確認しながら
会議を開いていました。

すると別の部屋のチームが通りかかり対話。
「どこ行くん?」
「マッサージ(笑)」

20代、大学生、考えることは
皆同じでした(笑)

そして3店舗ぐらいに分かれて
各々好みのマッサージ店へ。

それぞれのストーリーとエロを
持ち帰りプーケットの一夜を終えました(笑)

後日はこの旅初、
僕らの部屋では、パッタイ作ってみようと
試み、せっかくキッチンがあったので
クッキング。

スーパーで前日に購入した
簡易調味料を使って、
見事な出来映えのパッタイが完成しましたが
見事なのは見た目だけでした(笑)

そして皆でプーケットの空港へ行き
バンコクへ戻ってきました。

最終日前日。
其々が自由行動をとりました。
僕はタイの後も旅を続けるために
ラオス行きのチケットを買いに駅へ。

その後、チャトチャックマーケットで
集合。
迷子になった子もいましたが
最終的になんとかみんな合流できました。
何故か数時間離れていただけなのに
感動的再会ムード(笑)

そして焼き肉を食べて乾杯。

これまでの四年間。
こうして杯を酌み交わし
所謂「人生の夏休み」を
だらだらと、かつ輝かしく
共に過ごしてきた仲間達。

親にお金を借りてでもなんとか
来れた友人達もいました。
良かった。みんなで来れて。

感情的な雰囲気にアルコールが
拍車をかけ、1人泣き出す男。
せき止めていたダムが決壊するように
つられて仲間達の半分以上?が
ナイトマーケットで
号泣する惨事。

周囲の人は思っていたことでしょう。
「何事や、どうかしたか?この東洋人達。」
冷ややかな目を投げかけられていたか
どうかは分かりませんが、

きっと二度とは来ない
この熱い夜にもちろん私も
一目を憚らず涙し
思いっきり泣いた後は仲間の半分程と
カオサンでパーティーへ。

やはりバンコク。
パーティーに始まりパーティーに終わる。

眠らない街です。


そしてやってきてしまった最終日。
みんなでMBKに行きショッピングをして

午後、フアランポーン駅へ。
お別れの時。
空港へ行く電車に乗る友人達。
僕は駅に立ち尽くします。
そう、私の旅はここでは終わりません。

車窓から手を振るみんなに
手を振り替えします。

しかしなかなか出発しない電車(笑)
「いや、感動のお別れはさらっといけよ!」

目を合わせられない
気まずい時間が数分間流れて
ようやく電車は動き出しました。

素敵な日々をありがとう、
心から感謝です。

そして僕はタイの北部、ノンカーイ行きの
夜行列車に1人乗り込みました。


素敵な旅と仲間に感謝
チャトチャックマーケット

ขอบคุณค่ะ

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