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凡そ4か月。
会社に行けなくなって、その後すぐ癌かもと言われ病院に行き、
良性ではあったが、その後酷暑。

先日、会社に戻るならこう言うのはどうか?と言う話を聞いた。
社会において自分の希望が100%通る事はないのは、分かっているがやはり遠い所で今までの人間関係もリセットして始めるのには、不安が過る。
元気な時なら、ブツブツ文句を言いながらも何とか乗り越えるのだろうけど、今はそう思えない状態だ。

最初は家を出たくなかった。
誰とも関わりたくなかった。
腫瘍の事もあって、一人にして欲しかった。

だが、これからの話をして、散歩でも良いから出ようと思ったが、足が向かない。
出ないのではなく、出れないと言う事に気づいた。

よく、中年になってもパラサイトである事がニュースになったりする。
今の自分はそれと変わらない。
彼らの気持ちが分かる。
出ようとしてないんじゃない、出れないんだ。

関わって来なかった社会に、自分の居場所があるように思えない。
自分が受け入れられると思えない。
今までの何もしていなかった期間について、何か言われるのが怖い。
その恐怖から逃げているのでは?
みんな立ち向かっているのだよ?
と、有識者たちは言うでしょう。

そんな事言われなくても自分で分かってる。
作り物と思っても、お化け屋敷が怖い人には怖い。
事故の確率は宝くじ以下だと言われても、飛行機が怖い人はずっと怖い。
怖いは人間の防御本能だ。
逃げるは動物の本能だ。
それを大仰に説教してる人の方が、よほど本質を見ていない。

お化け屋敷は誰かの手を握ったら行けるかも。
飛行機も誰かの手があれば怖くないかも。
そこに必要なのは、論理や正論を入り口で話してくれる人じゃない。
一緒に、いてくれる人だ。
制度や社会の仕組みで何とかしようとするのではなく、
手を導いてくれる人が必要。
自分が守られると言う安心感。


自分はどうやってこの巣から出ればいいのだろう。

自己肯定が爆上がりします! いつの日か独立できたらいいな…