怒りのきっかけを理解するアンガーマネジメント
怒りの感情は、時に行動のエネルギーになり、時には人の関係性をよくない方向にしてしまうもので、正しく付き合っていくことで、そのエネルギーをうまく使うことができると考えます。
そんな自分は、たんぱらで、ついついムキになってしまう性格。
今回の記事は自分自身の考えを整理するものとして作成しました。
怒ったきっかけを考える
アンガーマネジメントは、これだけを取り上げた本が出るほど、関心がある方が多いと感じます。
例えば、6秒ルールは有名で、怒りの感情がピークアウトする時間を設けて、冷静になるという考えは有名なものではないでしょうか。
自分の場合は、個人的な相性かもしれませんが、6秒待って落ち着くという場面が少なく、意識しても上手くいったことがありませんでした。
もう一つ有名なのが、アンガーログというもので、自分が何に対して怒りを感じやすいのかを振り返り、記録していくというもので、個人的にはこの考え方が合っていると感じました。
例えば、自分がムキになって怒りを感じる場面は次の通りでした。
◯人から説得される。
→人に丸め込まれるような気配を感じ、防御反応的に怒りの感情が出る。
◯対面での面談の場面で相手が強い口調でものを言ってくる。
→相手に説明することに夢中になり相手のトーンに合わせて自分もヒートアップする。(負けん気が働いているような状態)
◯自分の話を相手がわかってくれない、または聞いてくれない時
→伝えよう、理解してもらおうとムキになってしまう。
思いつく主なものはこれらで、抽象的にとらえると、「自分が熱中している事柄」に加えて「相手がいる場面」が合わさる場面で怒りが出ていることが多かったです。
このように振り返ることで、怒りのきっかけを理解でき、俯瞰して自分を見ることができました。
自分自身を俯瞰して観察する
怒りのきっかけを理解することで、自分なりの対策を取ることができます。
自分の場合、「相手がいる場面」で怒りの感情が出やすいです。
対策としては、
◯相手は自分の思い通りにはならない前提に立つ。
◯相手のトーンが上がっても相手の言いたい事や感情の理解に徹する。
◯相手が自分を説得しようとしても、心の壁をつくり、自分の考えは違うと伝える。
これらののような心構えをつくることを考えてみました。
考える際、怒りが出た場面を振り返り、自分の場合は自分自身を俯瞰して見るような意識で相手とのやり取りを想像してみました。
そうすると、怒りを出してしまっていた場面は、自分の理想とは大きく違うことに気がつくことができ、アンガーログを取り入れる利点は、自分を俯瞰して見ることだと感じました。
怒りとうまく付き合い、自分の理想とは違う身のふりが起きないよう、自分を俯瞰して見る心構えを身につけていきたいです。