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ナレーション回顧録:MUSIC SOUP 45rpm #112 ハービー・山口編

「MUSIC SOUP 45rpm」のために書いたナレーション。
そのアーティスト紹介とエンディングの原稿を再現。
今回は写真家のハービー・山口編。
収録場所はハービーさんの事務所(東京都目黒区)。
放送は2018年8月。
彼はカメラという楽器を持つミュージシャン。


番組オープニング

BGM「Cross Road Blues」by Robert Johnson

音楽は時に人生を左右し、運命を翻弄するもの。
例えば、音楽のために悪魔と取引をしたという
伝説のブルーズマン、ロバート・ジョンソン。
彼がレコード盤に遺したわずかな音楽は、
あらゆるポピュラーミュージックの原点となった。
わがままな耳を持つMUSIC MASTERたちが、
自分だけの音楽体験をとっておきの45曲に託して語る
栄養満点な音楽番組 MUSIC SOUP - 45rpm -
さぁ、冷めないうちに Bon Appetit.


アーティスト紹介

MUSIC SOUP。
今回のゲストは、ハービー・山口。
 
永遠のパンクスピリットで
ライカをあやつるMUSIC MASTER。
 
そのモノクロームのスナップ写真には
人が人を好きになる魔法が掛けられている。
 
そんなハービー・山口が選ぶ45曲とは?


ハービー・山口が選んだ45曲の最後の1曲

Karajan / Berliner Philharmoniker「弦楽とオルガンのためのアダージョ ト短調」


エンディング

ミュージシャンが曲を書き、
演奏するように、
ハービー・山口は人と出会い、
シャッターを切る。
 
その創作活動の源には
美しい音楽が流れている。
頭の中にジャズ、体の奥にパンク、
瞳にクラシック、指先にはソウル。
 
そんなハービー・山口のカメラの前には
いつでも笑顔と希望が輝いている。



all photos by komurock@目黒


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