マガジンのカバー画像

令和時代の新しい幸福論

25
私の思う現代女性の生き方/考え方をまとめています。
運営しているクリエイター

#人生

離れて暮らすうちに”夫婦”がゲッシュタルト崩壊した

ゲシュタルト崩壊(ゲシュタルトほうかい、独: Gestaltzerfall) とは、知覚における現象のひとつ。 全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt, 形態)から全体性が失われてしまい、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。 ※ 昨年の11月に夫をイギリスに見送ってから9ヵ月会っていない。離れていても関係が薄まらずに続けていられるのは”夫婦”という肩書があるからだ。恋人ならそうはいかないかもしれないが、私たちの夫婦関係は法律によっ

しなっていこうぜ

早いもんで娘はもうすぐ3か月になろうとしている。 京都はとっくに梅雨入りしたし、紫陽花は最盛期を過ぎた。 誕生日に食べた大好きなブションの クレームカラメルとおめかしした娘 6月は誕生月だ。29歳になった。20代最後の歳である。 25歳くらいから年齢が止まってるような感覚だし、パッと自分の年齢が思い出せなくなってきた。もともと”誕生日お祝いアレルギー”の私だが、年を取るたびに自分の誕生日に関して余計に無頓着になる。誕生日を祝われるのがとにかく歯がゆい。嬉しいはずなのに、嬉

女の人が自分のためだけに生きられる時間は案外短い。

もともと記念日というものに無頓着な性分だけど1年前の2月23日、新天皇の誕生日であれば当分、結婚記念日は自動的に休みになるという打算的な家人の提案で決まった入籍日。同じ日の午前中、なんとなくプレ花嫁の気分を上げてみようと三宿の個人サロンへドレス試着に出掛けたんだった。 今思えばあの時はあの時で、結婚に向かう気持ちや自分なりの納得感を得るのに躍起だった。こうやって一年経ってまた違うフェーズになって、なんやかんや家族や親友に「結婚式なんてな、自分の幸せみに来い!ってな、わざわざ