見出し画像

チャリ、買ったった

タイトルのままである。そう、約2年ぶりに自転車を買ったのだぁぁぁ 。
だだ、新しく買った自転車を報告だけするのは流石に如何なのかと思うので一サイクリストとしてのこむらさきとして今までの愛車や選んだ経緯、今後の方針について徒然なるままに書いていこうと思う。

愛車遍歴

早速だが新車を紹介する前に中の人の愛車遍歴を振り返ってみたい。
こむらさき初のスポーツ自転車デビューは台湾の大手自転車メーカーGiantのTradist D 2012である。(画像はジャイアントの公式ページより)

画像1

高校の入学祝いとして、近所のアサヒで割引されていたのを買って貰ったものである。大学に進学してからもしばらくはこの自転車を通学と部活動兼用で使ってきたが、予てから部活動専用のロードバイクが欲しかったので、バイト代も溜まってきた頃合いに以下の条件で探すことにした。
1.輪行する機会が多い為、フレームはクロモリかアルミ製であること。
2.拡張性を持たせる為、コンポーネントがシマノ105以上であること。
3.値段が完成車価格で15万円周辺であること。
当初はジャイアントやメリダ辺りを検討していたが、ある点が気にかかった。そう、一部パーツが廉価版なのである。これはジャイアント・メリダに限った話でなく多くの完成車あるあるな話なのだが、メーカーとしても販売価格を抑える為にホイールやクランク、ブレーキ等をオリジナルブランドや105以下のグレードのモノが付属していることが殆どである。改めて、上記三点の条件を満たす自身初のロードバイクとして購入したのがこちら、

画像2

Basso Monza 2020年モデル
(画像はジョブインターナショナル公式ページより)
Bassoはイタリアの中堅メーカーの1つであるが、所謂グランツール(ツールドフランス、ジロデイタリア、ブエルタエスパーニャ)出場チームに機材提供していないこともあり日本国内では(かなり)マイナーブランドである。だがしかし、実はかなり高コスパなブランドでもあるのだ‼詳しいスペックは公式ページに詳しく記載されているので気になる方はそちら参照して頂きたい。ホイールは俗に呼ばれる鉄下駄なので柳沢峠や山伏峠(道志みち)に行った際には重さを感じたが、腐ってもシマノ製であることには変わりないので平地で巡行する分には特段不満を覚えることはなかったし、何よりフル105で15万6千円(購入当時)で買えたと思えば十二分に価値がある。一方でアルミフレームの宿命ではあるが振動吸収性というものがほぼ皆無である為100㎞を超えるロングライドや多摩川サイクリングロードのバンプの振動で手が滅茶苦茶痛くなること。加えて、リムブレーキによるリム膨張が原因かは不明だが、柳沢峠をダウンヒルした際にフロントタイヤがパンクしたこと。そして、ダウンヒル時におけるクイックリリースの剛性不足が気になったこと。これら3点がアルミロードに乗っていた際に不満を感じた部分である。

「で、結論お前は今回なに買ったの?」

新車を選ぶにあたっての経緯

流石にこれ以上の愛車遍歴はタイトル詐欺になってしまうからそろそろ本題に入ろう。新車を選ぶ際は次の条件で探した。
1.ディスクブレーキブレーキであること。
2.最低でも105(あわよくばアルテグラ)。
3.完成車価格30万円以下であること。
4.カーボンフレームであること。

UCIがディスクブレーキを解禁した昨今において、一部ホイールメーカーが上位モデルをディスク専用にしていることから、ディスクブレーキモデルを選ぶのが無難だろう(一応、新型Dura-Aceは某チームからの圧力によりリムブレーキもラインナップに残ったが)。また、ディスクブレーキ化によるスルーアクスルによってクイックリリースよりもシャフトやフォーク部分の剛性が強化されている点も見逃せない点だ。しかし、幾ら新車が欲しいとは言えど某おフランスやイタリアンな古参メーカーの105完成車を買える程の財力はないので出来れば30万円以内には収めたい。ただ、自身の研究(勿論ただの道楽である)としてもカーボンファイバー製のディスク対応フレームがいい。
では、こむらさきは何を買ったのか、

画像3

Basso Venta 105 Disc(画像はジョブインターナショナル公式ページより)..

【ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?】(また、Bassoとか草)
そうだよ。また、B A S S O だよ。どうして、Basso Ventaに決めたのか?   一番の理由だが先の条件にハマったことは勿論のこと、ロードバイク界隈にはこの様な格言がある。

「ロードバイクは見た目が10割」

そう、最後は見た目である。
(色(パープルラベル)がR33のミッドナイトパープルぽくてこむらさきのストライクゾーンにはまった)

今後の方針

実は執筆時点でまだ200㎞程度しか乗っていないものの、気になる点が二つ出てきたので今後の改善点として挙げてみたい。
1.新型Dura-Ace・Ultegra問題
これはロードバイク本体より業界全体としての問題であるが、皆様ご存知の通りシマノは2021/9/1に新型Dura-Ace・Ultegraをリリースした。

【かなり問題である】

新型Dura-Ace・Ultegraの登場は何を意味するか?
そう、現行105もとい、旧型のDura-Ace・Ultegra共互換性がなくなったのは勿論、新型Dura-Ace・UltegraともDi2オンリーなのだ。機械式ユーザーにとって悪夢のような出来事である(よりによって購入した一か月後にリリースしてくれたが)。不幸中の幸い?なことに105仕様を選んだのでUltegraにアップグレードするという選択肢は悪くはないだろう、値段はさておき。

2.慣れ問題
これはアルミからカーボンに乗り換えて一番気になった点である。そもそも異なる特性の両者を一緒の土俵で比較すること自体野暮ではあるが、やはりアルミの「シャキッ」とした乗り味に慣れ親しんだこむらさきにとって、カーボン独特の「しなやかな」乗り心地は平地で巡行するには気にならないが、ヒルクライムやダンシングするにあたってペダルからのパワーが抜けている感は否めない(これは完全に慣れの問題である)。ただ、折角カーボンディスクフレームを買ったからには付属ホイールより剛性の高いカーボンディープリムにカスタマイズしてみるのは大いにアリだ。

追記
実はこの記事公開前に日帰りで160㎞程、秩父まで走ってきた。カーボンフレームのしなりを大いに体感でき、疲労も溜まらず快適なライドであった。ホイールを変えればより…
続きはこちらから(近日公開予定)

蛇足になってしまったが、もしBassoを検討されている方の参考になれば一ユーザーとして幸いである。

皆様もよき、ロードバイクライフを!

画像4



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?