「立場」が「人」を変えるという話
前職の社長が仰っていた言葉で未だに大切にしている言葉がある。
タイトルにもある通り、「立場が人を変える」という言葉だ。
この言葉が指す意味は、「人の成長」に関わること。
例えば、会社の中でマネージャーと同じ視座を部下に持たせたい時。
言葉で色々と教え込むよりも、同等の立場にしたほうが、
本人の視座も行動も一気に変わるということ。
恐らく前職の社長は何人も人が変わっていく姿を見たから
この言葉が生まれたのだと思う。
そして、私自身も改めて「立場が人を変える」という言葉を
実感しつつある。
まずは自分自身のこと。
今年から、チーム内での役割や立場が変わった。
今までは1メンバーであったが、今年からは一部マネジメントサイドに
移ることに。
今までも、「チームの事を考える」というのは意識して
行動してきたつもりだが、立場が変わるとそれ以上に
意識も行動も”必然的に”変わらざるを得ないのだ。
何がそこまで変化をさせたのだろうか??
一つは、立場が変わることで「仕事の中身」も変わったこと。
チームの活動に関わる仕事が増えたので、自然と視座も高まった。
もう一つは、責任感がより生まれたこと。
今まではチームのことを考えても、どこかで「自分のことが中心」となっていた。
それは私が悪いのではなく、大半の人が同じだと思う。
なぜなら、本当の意味で責任を問われるのはマネージャークラスだから、
どうしても守られている意識になってしまうのだ。
それが、ステージがあがると、「自分に責任がつきまとう」ことが増えるので、
責任の数だけ、責任感も増す。そして、責任感が視座や意識、行動を変える起爆剤になるのだ。
このように言語化してみると、確かに
人の成長には、立場を変えることは大いに役立つのだと思う。
会社によっては中々ポストがあかず、用意に立場を変えることは
現実的ではないのかもしれない。
でも、役職は変えずとも、置かれている環境でその人自身の
役割を再設定するだけでも効果があるのだと思う。
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