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チームで勝つためには、一人ひとりがゴールと役割を理解することが大切

オリンピック野球おめでとうございます!!昨日、家族で野球の決勝をみていたのだけど、歴史的な大勝利にとっても感動した。野球をやっていたから何となくわかるのだけど、チームスポーツって監督とメンバー、メンバー同士の関係性もとても大切。いい選手がたくさんいても、戦略や戦術がバラバラだったら力が出せない。それにメンバー同士が監督を信じ、お互いを信じて一体とならないと攻撃も守備も上手く行かないのだ。

私が高校で野球をやっていたときには、上手いメンバーが沢山いたのに、試合では勝てなかった事が多く痛感した思い出がある。

そして、先日の仕事でもチームワークが成り立たないと仕事の結果も出せないことを学んだ。何があったかというと、私と後輩2人に与えられたプロジェクトについて、後輩の一人から「コミットができない」との相談があった。プロジェクト初の打合せだったため私も焦ってしまったが、話を聞いてみると、「目的や自分がアサインされた理由がわからない。それに本業の方がとても忙しく、何となく始まった企画であれば自分でなくてもいいのでは」とのこと。

この時、私の中では「そんなこと気にしなくていいから、まずはやってみよう」という気持ちと、「言っていることはとても理解できる。正直私も同じ心境はある」という気持ちが葛藤していた。先輩として、「まずはやってみよう」と振り切らせることもできたかもしれないが、私は「上司にもう一度疑問点を払拭する機会をもらおう」との決断をした。なぜなら、チームメンバーに少しでも疑問や不安、コミットできないモヤモヤがあるなら初めに解消しておきたいと思うから。

冒頭の野球の話ではないが、チームで何かを取り組むためには「中途半端な気持ち」では続かないと思うから。それが一人でもそのような気持ちの人がいればチームは上手く噛み合わない。勿論、やりながら気持ちを高めていく方法もあるだろうが、始める前のすり合わせも大事だと私は思う。過去、自分もいくつかのプロジェクトを始めては消滅させてきた。それも、上の方からの指示で動いたものだが、私自身の動機や目的、ビジョンがあまりなかったからだと思う。だから、途中で周りを巻き込むことが難しくなった時、面倒くさくなりやめてしまった。恐らく私の気持ちの中で、難しくなっても続けていきたい、どうしても実現したいとの意志があれば辞めなかっただろうと感じる。

今回、後輩から相談を受けて学んだのは、チームを巻き込んだり誰かに依頼をする際には、「目的」「なぜあなたにお願いしたいのか(動機)」「ゴール」「現状の課題」の4つは認識合わせをしたほうがいいということ。侍ジャパンも監督及びひとりひとりのメンバーがこのことを理解し、ゴールに向けて自分の役割を発揮することができたからの結果ではないか。

組織やチームで動いていると、自分の想いだけでは人は動かないことが多い。
同じ組織やチームでも目指す方向性は同じかもしれないが、それぞれに日々の役割があり、忙しいからだ。だから、何か新しいことを始めるには、先程書いた4つのことを具体的に共有し、取り組むメンバーが納得する必要がある。自分にとってのメリットややる意義を感じることができれば人は動くから。今日は侍ジャパンをみていて、先日の仕事の学びを振り返ることができた。大変だけど、チーム活動は人を動かす学びになるから頑張っていこう!!

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