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雑宿泊記

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泊まった宿について感じ取ったことをまとめています。雑な宿泊記。昔ながらの旅館、和風建築の宿、少し変わったホテル等に泊まっていることが多いです。宿選びの参考にどうぞ。
運営しているクリエイター

#京都

嵐山邸宅 儘 (MAMA)

大阪は北にある豊中から車で1時間。懐かしい道を車で走りながら渡月橋のある嵐山迄向かった。今回の目的の宿は「儘(MAMA)」である。どこかの雑誌かで見た記憶。思い出すか思い出せないかの瀬戸際であった。大半は思い出せないことの方が多いが、今回は思い出せたのだ。バンザイ。 儘はレストランと併設した宿泊施設。元々は阪急電鉄の保養所だった場所を改修して作られたらしい。土間コンクリートの床は空間を引き締める。入口い置かれていたオブジェがとても素敵だった。 本当はプライベートガーデンが

THE SCREEN

国内外のクリエイターが各部屋を手掛けた京都にあるホテル「THE SCREEN」 僕が泊まった部屋は建築家でも有る都島有美さんが手掛けた部屋。建築雑誌では度々取り上げられる丸みを帯びた優しいデザインの部屋でした。 部屋は洗練されたデザインで確かにテンションは上がったが、ホテルとしての居心地の良さ等はまた別の話だった気が。ここは難しいところだよなとは。建築は見た目の良さと宿泊する人の居心地の良さの両方から捉えないといけない。 きっと運営している会社の責任であったりもするんだ

SOWAKA

「そわか」とは、インドのサンスクリット語で「幸あれ」の意味とのこと。京都は祇園、八坂神社から目と鼻の先に位置する場所にラグジュアリー旅館「sowaka」。 数々の建築・ホテル関係の雑誌で見つけてどうしても泊まりたかった場所。築100年超の数寄屋造りのお屋敷に手を入れて改装し宿へと変貌を遂げた。「こもる」の参考へと思い、京都まで行ってきた。 コミュニティホテルとしてのエースホテルが最近ではもっぱら有名で、確かにたくさんの人がいた。それはもう沢山の人がエースホテルに集まってい