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雑宿泊記

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泊まった宿について感じ取ったことをまとめています。雑な宿泊記。昔ながらの旅館、和風建築の宿、少し変わったホテル等に泊まっていることが多いです。宿選びの参考にどうぞ。
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2022年5月の記事一覧

日貫一日(ひぬいひとひ)

島根旅行2日目。隠岐諸島を後にし日貫へ向かった。山深くにあるこの場所には、所謂日本の原風景が残っている。関西で育ってもどこか懐かしい気持ちになったので、日本人は田舎の原風景を懐かしいと思うようになっているのだろうか。 日貫には夕方に到着した。見渡す限り、田んぼと畑と赤茶の瓦屋根(レンガのような色合い)の日本家屋しか無い。どの家も赤茶の瓦屋根を使っているのだが、釉薬の特徴なのだろうか。 …と思い、調べて見た所、石州瓦と言うらしい。緑豊かな風景に赤茶の瓦屋根が日貫の風景を形作

Entô(エントウ)

隠岐諸島にあるEntôに行ってきました。 酸ヶ湯温泉に滞在している時にTVでふと目にしたその日に予約した。部屋から見える海の景色が、波のように穏やかな場所。宿泊者を包み込んでくれる。そんな気がするのやしないのや、妄想しながら向かった。 島根迄は、旅と言えばのサンライズ(寝台列車)に乗り込んだわけで。子供の頃に大阪〜青森間でブルートレインに乗ったことを思い出す。これがとんでもなく良かった。圧倒的旅感がある。大学のときに読んだ深夜特急を思い出したけど、まあ、舞台は全然違うな。