時間旅行をするならば?
東京に住む友達とこの前、「noteで何かおもしろいことしたいね。」って話をしていた。
最近寝る前にふと「noteのお題をしりとり形式で回して、回ってきた人がそのお題に沿った文章を書いて次の人に回していけばおもしろんじゃないか?」と思い立ってその友人と始めてみた。
あまり長い文章だと大変で続かなさそうだから1000字程度の文章で。文章じゃなくてイラストや写真でもOKってことにして。細かいことはやりながら詰めていくし変えていくけど、いま考えてるのはざっくりとそんな感じ。
最初になごみさんに僕から送ったお題は「一番好きな家事」。友人の書く文章は読んでいておもしろいし、リクエストしたタイトルで文章を書いてもらえるのはやっぱり楽しかった。
僕に戻ってきた「じ」から始まるお題は「時間旅行をするならば?」
実はこのテーマお気に入りのpodcastで話しているのを前に聞いて、ちょびっと自分でも考えていたことだった。
過去?未来?
まず考えるのが未来にいくか過去にいくかってことで、いまは特に先が見えないから、3年後とかに旅行して人々の暮らしがどうなっているか見てみたい気もするけど、生きてる限り未来はそのうちやってくるから、せっかくなら過去に行きたい。昨日ジョギングしながらどの時期に旅行したいか考えていた。
昭和41年
いくつか行きたい時代はあるけれど、自分にとっておもしろそうだったのが、自分を育ててくれた祖母の若いころを見にいくことだった。
去年の3月、亡くなった祖母の部屋を整理していたら、1966年の家計簿が出てきた。祖母が当時まだ子どもだった父親を育てていた頃のもので、そこに祖母は毎日短い日記をつけており、それが部屋に残っていたのだ。興味があったのでぱらぱらとページをめくってみた。
僕の祖母は怒ると止まらない人だった。夫(つまり僕の祖父にあたる)が頻繁にパチンコ店や雀荘に通うのが嫌いだったらしく、夫をパチンコ店まで追いかけたり、家の階段に暴言を書いた紙を貼り出したりした逸話が残っているのだけど、1966年(祖母が32歳の頃)の家計簿にも「麻雀をやる場合はその前に連絡をとり、2時間(1回)にて止めることを誓う」という誓約書的な文を祖父に書かせたページがあって笑ってしまった。(その約束を破った場合、祖父は手切れ金を渡して離婚しないといけなかったようだ・・・)
身近な人に対しては感情を隠さない人だったけど、普段は人当たりがよくて明るく、人を頼るのも上手な人だったからか、男の人にはモテたようで、晩年も男友達はかなり多かった。
1966年にタイムスリップして、そんなばあちゃんの若いころの生き様を一度見てみたいと思う。ついでに子どもの頃の親父や、僕が生まれた頃にはもう死んでいて一度も会ったことのないじいちゃんの姿を見たい。(じいちゃんはばあちゃんのことをどう思っていたのだろう。できれば話を聞いてみたい)
ついでにカラーテレビが普及して間もないころの当時の大阪を散歩して、難波で551の豚まんを食べてから帰ろう。
時間旅行をするなら、どこで何をしたいですか?
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どっちみちいまは旅行はできないから、想像で過去や未来に行くのも楽しいなあと。楽しいお題をありがとう。
次は佐野さんにつなぎます。
”ば”から始まるお題、何がいいかな・・・。めっちゃ悩んで、久しぶりに国語辞典をひきました。
・バス旅の思い出
・バズる心得
・ばら色の未来をコロナ禍で描く
から選んでもらおう。佐野さん、よろしくお願いします。
たまには遠くを眺めてぼーっとしようね。