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事無酒笑酒

古事記一の酒豪

『古事記』には第15代 応神天皇が、百済の須須許理(すすこり)という酒造りの匠から御酒(みき)を献上されてウキウキになった歌が載っています。

須須許理が 醸(か)みし御酒に
我酔いにけり
事無酒(ことなぐし)笑酒(えぐし)に
我酔いにけり

醸造する意味の「醸(かも)す」を「醸(か)む」と読むのは「噛む」に由来している説もあり、須須許理が造った酒は 口噛み酒 だったかもしれません。(映画『君の名は。』で見たろ?😖)

「事無酒」は無事平安な酒
「笑酒」はニコニコ笑う気持ちになる酒

事無酒笑酒の絵は昔、落書きで描いたものでしたが気に入ってたので動画「古事記編纂1300年」の時にリメイクしました。

落書きバージョン

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