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【九州醤油】クセになる美味しい宮崎の甘口醤油「むらさき」とおすすめ料理



ヤマエ濃口醤油(あまくちマイルドむらさき)

九州の醤油と聞くと、関西人である筆者は「甘い」イメージがあるくらいですが、10年ほど前に宮崎県でつくられた美味しい醤油と出会いました。

それ以来、その醤油をリピートしつづけていて、10年以上も日々の料理につかっています。

毎日献立を考えて、料理をつくるのはすごく大変です。
仕事や家事に追われる中で、献立を考えると「夕飯何にしようか?」なんてぼやいてしまうほど。

食材やメニューを工夫して、あれやこれを試してみる方法も良いですが、あまり多くの手間や時間を増やすことはできないなら、調味料を変えてみることでいつものメニューが、激変する醤油「ヤマエ濃口醤油(あまくちマイルドむらさき)」を紹介します。

ヤマエ濃口醤油(あまくちマイルドむらさき)の特徴

マイルドむらさきのメーカーについて

マイルドむらさきのメーカーについては「ヤマエ食品工業株式会社」となります。

ヤマエ食品工業(やまえしょくひんこうぎょう)とは、宮崎県都城市に本社を置く調味料メーカーである。1872年、江夏岩吉により江夏本店として創業以来、「高千穂峡つゆ」や「ヤマエ醤油」をはじめ、味噌など各種調味料の製造を手がけている。 一時期福岡市に本社機能を置いていた。福岡市に本社を置く商社「ヤマエ久野(旧・江夏商事)」の食品部門の中核企業とされ、両社が現在の社名に使用している「ヤマエ」は、双方の旧社名「江夏」に由来している。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

メーカー公式サイトについてはこちらをクリックしてください。

マイルドむらさきの色味について

醤油としての色味は、以下の画像でもおわかりのとおり、強く黒に近い見た目をしています。

他メーカーの醤油との比較画像(真ん中がマイルドむらさき)


そのため、色味が濃いことで食欲をそそられる料理では、うってつけだと言えます。いわゆる「男めし・漁師めし・ガテン系めし」などと言われるガッツリ系のものでは使いやすいです。

逆に、吸い物や汁物などの料理で、できるだけ色が入ることをおさえたい、自然な色合いで仕上げたいときには色が入りすぎてしまうでしょう。

マイルドむらさきの香りや味について

容器を開封すると、香りから濃密な甘さを感じられます。しかし、動物性たんぱくをつかった魚醤のように、香りがつよすぎるといった印象はありません。

口に入れた瞬間から、甘い風味と濃厚さを感じます。
よく九州地方の醤油は甘いと言われますが、関西地方に住んでいる私が普段つかっている醤油と味をくらべてみるとその差は歴然です。

濃厚で甘い風味がひろがったあとで、旨味のつよさがあります。コクとまろやかさもしっかりと感じられ、料理の味を引き立ててくれます。

味の強い食材にも負けない力強さがあり、味気なく仕上がりがちな、食材や料理を食べごたえのある一品へと仕上げられます。

メーカーさんのホームページにも2段仕込み醤油と書かれており、濃厚な味わいと深い香りが、このマイルドむらさきのセールスポイントであることが書かれています。

Tips
醤油を仕込む際、食塩水の代りに生揚げ(生しょうゆ)を使って仕込む方法を「2段仕込み」(または再仕込み)と言います。

マイルドむらさきの原材料について

ヤマエ濃口醤油(あまくちマイルドむらさき)の原材料は以下のとおりです。

  • アミノ酸液

  • 果糖ぶどう糖液糖

  • 脱脂加工大豆

  • 小麦

  • 食塩

  • アルコール

  • カラメル色素

  • 調味料(アミノ酸等)

  • 甘味料(カンゾウ、サッカリンNa)

  • ビタミンB1

小麦や大豆アレルギーがある人はご注意ください。

マイルドむらさきを使ってつくると美味しくなるおすすめ料理3選

マイルドむらさきを10年前からつかっている私が、マイルドむらさきをつかったことで、さらに美味しくなったと感じた料理を3つ紹介します。

  • ぶたのしょうが焼き
    豚ロースや、豚バラ肉を焼くまえに、片栗粉をまぶしておくと、マイルドむらさきでつくったタレがよくからみます。

  • 豚角煮
    煮汁の色が黒っぽくなるので、見た目の好みは分かれると思いますが、豚バラブロック肉にしっかりと味が染み込み、脂身の甘味との相性は食べてみる価値あり。

  • 白身魚の煮物
    白身魚の淡白さも、マイルドむらさきの濃厚な甘さとコクで味わい深くなり、贅沢な料理となります。

ヤマエ濃口醤油(あまくちマイルドむらさき)の購入方法について

ヤマエ 濃口醤油 あまくちマイルドむらさきはメーカーさんの通販サイトをはじめ、Amazonや楽天などで購入する事が可能です。

商品の大きさとして1,000ml、1500ml、1800mlの3種類があり、メーカーホームページや、通販サイトでも買うことができます。
また、2本以上のセット販売などもありますので、使い切ってしまったときようにまとめて買っておくのも良いと思います。

まとめ

  • ヤマエ濃口醤油(あまくちマイルドむらさき)とは
    九州の宮崎県にある創業150年以上の老舗調味料メーカーの「ヤマエ食品工業株式会社」が製造・販売している商品。

  • ヤマエ濃口醤油(あまくちマイルドむらさき)の香りや味は
    香りからも濃密な甘さを感じられるが、植物性でクセがありません。
    ヤマエ食品の他の醤油とくらべて、塩味をおさえ醤油特有の"かど"がおさえられています。
    甘味や旨味を強いため、煮物料理や、あまからいタレ、てりやきソースをつくるために使うと相性抜群。

  • ヤマエ濃口醤油(あまくちマイルドむらさき)で美味しくなる料理は
    試してみたなかで驚くほど変わったもので言えば、ぶたのしょうが焼き、ぶたの角煮、白身魚の煮物。香りや味が好みにあえば幅広い料理に使える。

  • ヤマエ濃口醤油(あまくちマイルドむらさき)の購入方法は
    メーカーホームページから、またはAmazonや楽天などでも通販で購入ができる。


私も在庫がなくなってくるとセットで何本か買っておくようにしています。

あま辛い味が好みな人、育ちざかりの子どもがいる家庭などで、ガッツリ食べられる料理をつくりたい人。

毎日の献立で味にマンネリを感じている人や、おすすめの醤油を探している人は、こちらの醤油をつかってみてはいかがでしょうか。

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