城西公園の2つのシンボルツリー
高知市にお住まいの方にはお馴染みの高知城下の「城西公園」。ここで一番背の高い木はなんだかわかりますか? 答えは「ラクウショウ」と「メタセコイア」。同じヒノキの仲間ですが、樹形は丸みのあるラクウショウ、円すい形のメタセコイアとそれぞれ個性が違います。そして2種類とも針葉樹としては珍しい落葉樹。
葉の付き方もそれぞれ違います。ラクウショウは葉が互い違いの「互生」、メタセコイアは葉が対に揃った「対生」。
パッと見の雰囲気は似ていますが、よく見ると全然違う。葉の付き方の違いが分かるだけでも木を見る目が変わってきます。木も人も同じで、パーソナリティーを理解するつもりで接してみませんか。グンと身近な存在になります。
「ラクウショウ」も「メタセコイア」も、春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の樹形と、一年を通して本当に綺麗な姿を楽しめますので、地元の方は是非一度会いに行ってみてください!
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