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ベリー狩り🫐

今回のフィンランド滞在でやりたいことのひとつにあったベリー狩り。
行ってきました!ベリー狩りレポします!

ご存知の方も多いと思いますが、フィンランドには自然享受権があります。これは、誰もが自然環境を、その所有者に関わらず、自由に楽しむことを権利として保障しているものです。フィンランドでは、森の中を誰でも自由に行き来すること、自生しているベリーやきのこを採取すること、湖で泳ぐこと、ピクニックをすることなどが許されています。
もちろんゴミを持ち帰ったり、自然に危害がないように配慮するための規則はあり、なんでもしていいという訳ではありませんのでお間違いなきよう。

フィンランド人の友人に「どこでベリー採れる?」と聞いても、だいたい「どこでも採れるよ!」と返事が返ってきます。その友人がよく行くところは、公共交通機関でアクセスがしにくい、車で行く場所でした。
それから、道路近くのベリーは排気ガスかかってるからフィンランド人は採らないとも教えてもらいました。

私たちは、日本でいう知恵袋的掲示板でベリー狩りスポットでバスなどでアクセスしやすい場所がないか探して、Nuuksio(ヌークシオ)の近くのLuukki(ルーッキ)という場所に行ってみることにしました!
ヘルシンキ中央からバスで1本で行けるかつバス停からすぐに森にアクセスできたので子連れにもおすすめです。

フィンランドのベリーの時期は、7月から8月の上旬までのようで、フィンランド人の友人曰く8月だともう採られてなくなってるかもとのことでしたが、私たちは8月の最初の週末にチャレンジ!
たしかに小粒ちゃんたちでしたが(大粒はおそらく収穫され済み)、たくさんなっていて、適度な酸味と甘味もあり、十分に楽しめました!
ベリーが終わると今度はきのこの季節がやってきます。同じ日にきのこ狩りをしているフィンランド人のご夫婦もいました。

フィンランドのベリーは足元30cmくらいの高さで生息していて、日本のブルーベリーとは違う、ビルベリーという種類のようです。なので、最初に見つけたときには、本当にこれは食べられるベリーなのか、心配になりましたが、パクッと食べてみると美味しくて、子どもたちも食べならたくさん収穫していました。

森に自生するベリー
一面に茂るベリーたち

ベリーを摘んだあとは、湖畔でランチ。
湖で泳いでいる人が多く、子どもたちは触発されて足を入れては冷たいーと叫んでいました。
湖の対岸を何往復も泳いでいるおばあさんがいて、私なんてきっと浮くことで精一杯では…と、その体力に驚かされました。
ベリーを摘み、湖畔でピクニック、湖で泳ぐ、まさに自然享受を楽しんだフィンランドらしいday tripでした!

おにぎり食べて、泳ぎたくなる姉妹

後日、スーパーで便利なものを見つけました。ベリー狩りの最中にも、この便利グッズを使っている人を多く見かけました。

ベリー採り器(手を汚さずに効率的にベリーを収穫できます)

参考までに私たちがランチをした湖畔はこちらです。
一度ベリーの木を見て分かるようになると、森の散歩中にも至るところにベリーがあることに気付くようになり、その自分の変化がまたおもしろかったです。
子どもたちも、日本のいちご狩りとは違って、自然に生息するベリーを自分で見つけて、時間の制限なく好きなタイミングで、採って食べられることがとても楽しかったようでした。

Kiitos!

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